ICL手術を受けた話10〜迷ってる人向けの話〜

術後一週間が経ちしばらくは書くことがないので、一番聞きたそうな事かつ大事なことを書いていこうと思います。

ICL手術受けたいけど・・・心配だ・・・と思ってる方へ

よく『ICLは受けた方がいいですか?』と質問される方がいます。
そしてその返答に『眼科医はみんなメガネをしていますよね?専門家がしてないということはやらない方がいいということです』と答える方がいます。

個人的見解ではこの返答はちょっと違うというか別の見方もできるんじゃないかなと思っています。
そもそも、視力矯正だけでなく体を弄る行為は全てやらなくていいならやらない方がいいに決まってます!コンマ数%とはいえ必ずリスクはあるわけですから。

では、眼科医がコンタクトをしないのもレーシックやICLをしないのも危険だからでしょうか?”必要がないからしない”とも取れるのではないでしょうか?

世の中にはコンタクトをせずにメガネで過ごしている人も多々いますよね。
その方たちはなぜしないのか?単にその人の生活範囲ではメガネで十分事足りているからと考える事もできます。
眼科医も同じです。彼らの生活においてメガネがあれば十分だからです。それなのにわざわざリスクを負ってやらないですよね。
激しいスポーツをする人や、メガネが嫌な人、その他何かしらの理由でコンタクトが必要な人は医師でもつけていますし、レーシック・ICLを受けている医師もたくさんいます。
ICLを生業にしてる眼科は医師もスタッフも手術してる方が多いですね。
私が受けた新宿近視クリニックも宣伝もあると思いますが多くのスタッフが受けているようです。

やるやらないの判断を他人の意見で決めるのではなく、メリットデメリットをしっかりと把握した上で、それでもメリットが大きいと感じたらやればいいんじゃないでしょうか。

私はICLを推奨しているわけではありません。(勿論私自身はやってよかったと思ってますが)
その判断材料になればと思ってこのような記事を残しているのでぜひ参考にしてみてください。

せっかくですので、もう一度ここでまとめてみたいと思います。

★事前調査でのメリットデメリット
メリット
・(一生)裸眼で過ごせる。毎朝コンタクトをつける手間がなくなる
・何かあったらICLを取り出せば元通り
・どうでもいいメリットとしてですが、彩度が上がる、レンズがUVカットになっている。
デメリット
・ハロー・グレア現象が起こる(レーシックに比べると軽度)
・光の輪が見える(ICLの中心の穴に光が反射する)
・夜間に光が眩しく感じる
・費用が高い
・1ヶ月以上運動ができない(超激しい運動までは3ヶ月我慢)
・稀に白内障になる(なったら治せばいい)
・稀に緑内障になる(2014年より中心に穴のあいたレンズが開発され大幅に減ったようです)

★ICL手術一週間経っての感想
メリット
・手間がなくて楽すぎる!!最高!!
・彩度は言われみればちょっといいかも?比較しない限り体感はない
・乱視がほぼ無くなった
デメリット
・術後のケアが少しめんどくさい(毎日目薬をし手術傷が治るまで細菌や炎症を抑える必要がある)
・1ヶ月以上運動ができない

個人差はあるかもしれませんが、一番懸念してた光ですが眩しいと感じることもハロー・グレア現象が起こることもありませんでした。光の輪は若干見えるけどほぼ気にならないレベルです。安心!
嬉しい事に私はデメリットなくメリットだけを手に入れてしまったような感覚です!!

後は、数ヶ月〜1年の間に何もなければいいなと思います。(何か発生する可能性は低いですが)

私はある意味人柱だと思ってやっています。どんなに安全性が高いと言われていても、今後数十年のデータがまだないわけですからどうなるかは分かりません。できれば50年くらいのデータが集まってからやりたいですがそんな事してる間に死んじゃいますので。もし何かあったらその時はその時!
よく考えて後悔のない選択してくださいね!

★★★注意点★★★
ここ凄く重要なのですが、絶対に受けちゃいけない人がいます!!
それは近視が未だに進行してる人です。
成長期では視力の変化が大きく、成長が止まると視力も安定することが多いと医師が言っていましたが、私も25歳くらいまでは近視が進行していました。そこから10年全く悪くならずずっと同じ度数のコンタクトを使っていました。
眼内に入れてしまうと基本的には取り出さないので、必ず視力が安定してから行ってください。
目安としては30歳以降がいいと思います。

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