修正大血管転位と診断されて4 ~大人になってから~

大人になってからの過ごし方や向き合い方


さて、私が一番書きたかった、吐き出したかった記事がこれかもしれません!
二十歳を過ぎ大人になった私は相変わらず年2回の検診に足を運んでいます。
この頃からでしょうか。
病院が凄く嫌いなんです。
子供とは違い自分の立場が分かっていて、検診の日だけが唯一、自分が難病だという事に嫌でも思い知らされるからです。
検診の日は必ず帰りにビールと肉で豪遊して気を紛らわせてます!
そして大学を卒業し、社会人になってから。26歳くらいでしょうか?
仕事の忙しさで鬱になり退職。それを機に検診に行かなくなりました。
鬱で精神がやられてる時に、難病の現実を突きつけられるのが耐えられなかったからです。
だって、いつ死ぬか分からないんですよ?もし検診で悪化してますなんて言われたらショックで死んじゃうかもしれません!

普段は明るく振る舞っていても、それくらい難病という現実は辛かったです。親が悪いわけでもない、誰も悪くない。ただ、運が悪かっただけ。

誰にあたれるわけでもない、相談もできるわけでもない。そんなフラストレーションは溜まりに溜まっていましたよ。心の奥底で。
本当は親にでも悩んでるって言えばよかったのかもしれませんが、言っても変わるわけでもないし、それによって息子が苦しんでるなんて逆に親が悩んでしまったら可哀想ですからね。。。

ホントに、吐口が無いんですよ。
ホントに。

別に人生長生きしたいと思ってないけど、それでも普通の人と同じ暮らしがしたいんですよ。
(次号に続く)


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