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1967年4月 名古屋周辺の鉄道乗り歩き(前編)

大学の最終学年を迎えた春休みの1967年4月、飯田線を振出しにした5日間の乗り歩きを行い、名古屋にも滞在しました。そのときに撮影した懐かしい写真をご覧いただきますが、枚数が多いため2回にわけてお届けします。

(この記事は2022年2月に会員限定記事として配信したものです。)

▼後編はこちらから

名古屋へは5日間の乗り歩きの途中で

 1967(昭和42)年4月、大学の最終学年を迎えた春休みに、飯田線を振出しにして名古屋から長野を回る5日間の乗り歩きをしました。

 名古屋に滞在したのは4日の昼頃から6日の夜までで、この間に名鉄、近鉄、国鉄、市電、市営地下鉄を撮影しています。

犬山線犬山遊園の手前でタイミングよくモノレールとの擦れ違いが撮れた。5000系は新塗色のライトパープルに塗替えられている。前日とは打って変わった晴天で桜がほぼ満開、平日だが人通りは多かった(犬山遊園~犬山/1967年4月5日、楠居利彦撮影)。

 カメラはレンジファインダー式の35mm判2台とカラーポジ用のハーフ判1台。35mm判の1台はレンズ交換可能なので、100mmのレンズを付けて望遠専用としていました。

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