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失意の2022から、希望の2023へ(2023/1/8)

そろそろ2023年の新シーズンが始まります。

ぼちぼち2023シーズンの編成も整ってきたように思いますので、2022シーズンのざっくりとした振り返り、2022シーズンを最後に離れた選手のこと、2023シーズンに迎え入れることになった選手のこと、最後に2023シーズンのざっくりとした展望(みたいなもの)をダラダラと書き連ねようかなと思います。

自分の心の中のモヤモヤに対する、一種の供養みたいなものです。

2022シーズンのざっくりとした振り返り

シーズンオフになると、ギラヴァンツ北九州公式HPの結果欄は何故か過去のものも含め全部閲覧不可になってしまうので、試合結果についてはJリーグ公式、選手の出場記録などはSoccer D.B. : サッカー・出場記録データベースサイトを参考にしていきます。

せめて過去の分くらいは見せてくれよ~

監督としては新人の天野監督が率いて始まった2022年シーズン。シーズンの目標はJ3優勝。正直「そんなこと言ってて大丈夫?」と思っていたのですが、案の定序盤から思うように勝てず。第3節のアウェイ・カターレ富山戦第4節のホーム・FC今治戦に連勝したときは「おっ、実はやるのか?」と思い直しかけたんですが、その後第5節から第10節までのリーグ戦6試合で無得点…。2021年シーズンの時に多用した宝刀「どうすれバインダー」を振りかざしかねない感じになってきました。

上記ツイートは、敗戦した第1節のホーム・AC長野パルセイロ戦終了時のものです。幸い、これ以降ネガティブな意味で使うことはなかったようですね。よかった。

久し振りに点を取った第11節のアウェイ・SC相模原戦も勝てず、第12節のホーム・福島ユナイテッドFC戦第13節のアウェイ・いわきFC戦は引き分け。勝てない。

第14節のホーム・カマタマーレ讃岐戦でようやく勝利。第15節のホーム・鹿児島ユナイテッドFC戦はいい試合をしながら逆転負け。この頃は佐藤亮を左サイドにおいてたりしてましたよね。しばらくして元の右サイドに戻りましたが。あれは結局どちらが良かったんでしょうね。議論の余地はありそうですが、もう監督が代わって佐藤亮もいなくなりましたからね…。

その後は2連勝後に勝ち負けの繰り返し。そして、第23節のアウェイ・FC今治戦で勝利した辺りから「おや? 変わってきたかな?」という兆しが見えてくるようになってきました。ただ、第24節~第26節は3連敗。第24節のホーム・いわきFC戦は、相手の猛攻に対しよく粘ったいい試合だったんですけどね。思えば、カタールワールドカップでドイツやスペインに勝利した日本代表のような戦い方でした。また、第26節のアウェイ・福島ユナイテッドFC戦は2失点後に平山駿がプロ初ゴールで1点返した試合で、ここから第34節(最終節)まで途切れることなくチームが得点していくことになりました。

この時点になったら、ある程度攻撃の形はできてきたように思います。守備が脆いのは相変わらずなので勝ったり負けたりではありましたが、シーズン序盤の息苦しい状況に比べれば、少しはマシになりました。

第27節のホーム・テゲバジャーロ宮崎戦では4-0の快勝。この試合の先制点において平山駿が自分で勝ち取ったPKを志願して自分で決めたこと、第28節のホーム・ヴァンラーレ八戸戦で平山駿が2得点し連勝したことに、翌2023シーズンへの希望を見ました。そして3回目かつ最後の2連勝。ここから終わりまで勝ち・引き分け・負けがまんべんなく続きます。安定して勝つことは最後までできませんでした。

そしてシーズン終わりに天野監督は退任。おそらく契約満了ですね。コーチ陣も総取っ替え。まあ、これはやむ無しかな。終盤は改善傾向でしたしもう1年続けても、という思いは少しありましたが、次期監督を知った時にその思いは雲散霧消しました。勝手なものですね(苦笑)。とりあえず、その辺のことは後ほど別の項目で後述します。

2022シーズン総括としては、ずっと守備が駄目でしたね。終盤は点を取れるようになりましたが、守備が安定しないと勝てません。2-0から3点入れられて敗れた第30節のホーム・ガイナーレ鳥取戦なんかは、その象徴みたいな試合でした。不慣れな新人監督というのもあってか、ゲームマネジメントにも怪しさがありましたしね。

得失点差がプラスなのにJ2に降格したかつてのガンバ大阪じゃないですが、やはり最低限の守備はできてないといけないですね。攻撃だけ良くても駄目なのです。

と、ざっくりシーズンを振り返ったところで、次は2022シーズンを最後に離れた選手のことでも語ろうと思います。

2022シーズンを最後に離れた選手のこと

2023年1月6日時点のout

たくさんアウトしましたね。怯まず行きましょう。見出しの選手名は、便宜上敬称略になりますのでご了承ください。それと、選手の数多いから長いですよ! 面倒な人は目次から個別に飛んじゃってください。目次に戻るのも面倒か! ゴメンな!

藤原広太朗

2022シーズンを最後に現役引退。久しぶりに先発出場した試合の数日後に引退発表したので驚きました。引退表明した人に対する定型句ですが、「まだまだできる」感じありましたね。ですが、移籍で転勤を繰り返して子供に寂しい思いをさせてきた、だから引退する旨のコメント聞いたときは、マジでいいお父さんだなと思いました。

萌え袖とか言っちゃったから引退したんだと思いましたよ(そんなわけがない)。チームをまとめられる、経験豊富なDFがいなくなるのは正直痛いし寂しいです。でも、現役生活の最後にギラヴァンツ北九州を選んでくれて感謝ですね。

六平光成

俳優・六平直政さんの息子さんですね。契約満了になりました。ただ、姉たちにLINEで「六平直政さんの息子おるで」と伝えても「六平直政って誰?」となったのは、ちょっと悲しかったです。

プレースタイルとしては、天野サッカーの体現者というか、守備的中盤でありながら攻撃時に高い位置に陣取り、右SHの佐藤亮・右SBの藤谷壮と連携して攻撃を作り出していってましたね。加入初年度の2021シーズンよりもイキイキしてたと思います。やがて同じ役目を永野雄大選手が務めるようになり、結果永野選手は2022シーズンに急成長しました。

第13節のアウェイ・いわきFC戦のときの全力プレーは今見ても感動モノです。ただ、まだ次が決まってないんですよね。他の2人もそうですが、契約満了組はトライアウトに出てないですからね。早く次が決まってほしいです。六平さん・ナガタクさんに関しては能力よりも年齢的な要因で満了になったのだろうと思うし。

狩土名禅

大卒2年目での契約満了。未完の大器、のままで終わってしまった。惜しいな。実に惜しい。大柄でダイナミック、そしてモデル顔負けの風貌・スタイル。丸坊主すら似合ってたからなあ。器の大きさを感じたのです。

第11節のアウェイ・SC相模原戦でのプロ初ゴールは目の前で見たし、第26節のアウェイ・福島ユナイテッドFC戦のゴール未遂も現地で見ました。2021年のアウェイ・FC町田ゼルビア戦で、髙橋大悟のゴールを演出したポストプレーは印象深い。そして、その頃から比べても更にポストプレーに磨きをかけている感じは2022シーズンを見ててよく伝わりました。ただ、やはりFWなのでゴールという結果が足りなかった。同期入団の平山駿とは、その辺で差がついてしまった感じはあります。

ほんと次どこに行くのかな。まだ若いしな。プロキャリアが短いし、選手続けるのか否か、別の道に行くのか、というのも気になるところ。いずれにせよ、はよ決まって安心させてください。

永田拓也

謎に毎年得点する系サイドバック、契約満了ですね。

なんだかんだでチームで一番完成度の高いサイドバックだったと思います。突破力はさほどですが、位置取りの上手さやキックの精度の高さがありました。満了なのは、やはり年齢的なものだろうなと。サイドバックにとてつもない運動量を求められるチーム戦術の中で、フル稼働は流石に難しい感じでしたし。

2021年のアウェイ・栃木SC戦の富山貴光選手の変態ゴールのとき、ナガタクさんが逆足(右足)で斧澤隼輝選手に出したパスは起点となり、糸を引くように相手DFから逃げていくのを、現地カンセキスタジアムアウェイ側ゴール裏で見ました。同じく2021年のアウェイ・ザスパクサツ群馬戦ではゴールしましたが、現地ゴール裏が遠すぎて最初「誰がゴールしたん? ナガタクかよ!」みたいなこともありました。

そんな思い出深いナガタクさん、まだ次が決まってないんですよね。はよ決まってください(3回目)。

河野貴志

ブラウブリッツ秋田に完全移籍となりました。茂平選手と同じチームかと思ったら、モヘイちゃんは大分トリニータに行っちゃいましたね。ただ、最後方でパスで組み立てるというよりは対人守備の強さが売りのセンターバックなので、秋田のスタイルの方が合っていると思います。ウチではちょっとパス出しに苦しんでる感じあったかな、とも思いますし。

在籍年数が(ウチとしては)長い選手だったので、そういう意味では残ってほしかったですが…。

吉田謙監督もユニークな表現方法がクセになるいい監督ですし、2022シーズンまで在籍したモヘイちゃんのように、イキイキ活躍してほしいものですね。

藤谷壮

松本山雅FCに完全移籍しました。超攻撃的なサイドバックで攻撃の軸の1つでしたね。2022シーズンは、チームで唯一全試合に出場しました。

チョンとボールを逆に出してフェイントして持ち前のスピードで抜き去る能力はサイドバックの中で随一で、あれがでたときは「必殺技キタ!」と思ってました。クロスの精度も高く、何度もチャンスシーンを演出しました。

一方で守備に関してはクロス対応などに難があり相手に狙われる場面も多く、そこは痛し痒しでしたね。2021年に途中交代投入でサイドハーフとして投入された事があったのも、そういう側面があるからかもなあと。

藤谷壮といえば、サインが可愛いですね。人柄も柔和な感じで、サインにそれが現れてました。そのせいかわかりませんが、ガツガツドリブルで切り込むような積極性は少し足りなかったかなあと思います。とはいえ、それもタイプ・プレースタイルの違い、個性みたいなもので、良くないところというわけではありませんけどね。

藤谷壮関連のツイートは、何故か少しだけ多く見られる傾向にありました。人気者だよなあ。許されざる(んなこたない)同カテ移籍なので、ガンガン藤谷壮のところを突いていきましょう。容赦はしません。

ガンコちゃんが豹変しちゃうレベルで容赦しない

佐藤亮

ザスパクサツ群馬に完全移籍となりました。2022シーズン、私は彼の番号のユニを着て応援しておりました。

2020・2021シーズンはFWでの起用も多かったのですが、2022シーズンはサイドハーフ起用固定で、守備も含めタスクを十分にこなしていた印象です。また、2022シーズンのチーム得点王でもあります。左利きなので右サイドにてカットインしてシュートする場面が多かったですが、終盤はそのまま縦に入ってクロスを上げたりするなど、右足も使う場面が増えました。

ですが、何よりも際立ってるのは「自分がチームを引っ張る」という気持ちの強さでした。私もそこに惹かれて彼の番号のユニを着ようと決めたのです。

(上の記事リンクのサムネに映ってるのは、アウェイ相模原戦ハーフタイムにアップしてた佐藤亮(遠目で豆粒)です)

でもそういう発言の節々や、シーズン終盤の試合終了後の振る舞いを見ていると、2022でチームを離れるんだろうな、という風に感じてしまいました。なにかそれっぽい発言を彼がするわけではなかったですが、試合終了後にファン・サポーターに応援の感謝を身振り手振りで幾度となく伝える姿を見て、ああ、今年でお別れなんだろうなと。そういうのを隠さないんですよね。

律儀で、誠実でした。だから応援したいと思ったんだなと。

群馬なあ。行けないこともないな。まあただ、J2では関東は他にも近場にいくらでもありますからね。水戸で試合があるときは、できるだけ見に行くようにしたいところ。

ありがとう、佐藤亮。

志村滉

期限付き移籍先だった大宮アルディージャに完全移籍となりました。

2022シーズンは加藤有輝選手の大怪我の治療のこともあり、異例のGK5人体制になりました。それもあってか、大宮のGKが立て続けに負傷する緊急事態に陥った際、志村選手に白羽の矢が立ったわけですね。

南雄太選手の試合中のアキレス腱断裂の大怪我以降は、途中出場したその試合を除き、天皇杯を含むすべての試合先発出場。大宮アルディージャのJ2残留に大きく貢献しました。

先立って加藤有輝選手の期限付き移籍延長が発表されたため、志村選手とのお別れの予感は強まりました。そしてその1週間後に完全移籍の発表。

志村選手の北九州での思い出といえば、2021年のアウェイ・京都サンガFC戦ですかね。前節のアウェイ・ヴァンフォーレ甲府戦に吉丸絢梓選手の負傷を受けて後半開始から途中出場し、いいパフォーマンスを見せたため初先発した試合でした。ただ、この試合は京都の猛攻を受け1-6で大量失点して敗戦。辛い記憶とともにあるような感じです。以降はサブには入るものの結局出場機会はなしとなりました。2021シーズンの志村選手は、そんな感じのシーズンでしたね。

だから、大宮で南選手の怪我によるものとはいえチャンスを掴み、以降ずっとゴールを守り続けることで、かつてないほどの充実したシーズンを過ごしたのではないかと思います。

多分、チームのムードメーカーになれると思うんですよね。明るいキャラクターです。なので彼の移籍は寂しいです。ですが、出場機会を考えればしかたないかなと。2023シーズンは南雄太選手も怪我から戻ってくるでしょうし、大宮で多く出場実績のある笠原昂史選手も戻ってきました。競争は激化しますが、正守護神の座をつかんでほしいですね。

中塩大貴

2022の夏に横浜FCから期限付き移籍で加入。2023年はザスパクサツ群馬に完全移籍となりました。

左利きのセンターバックで、後方からのビルドアップが得意なタイプ。正しく補強としてはドンピシャだったのですが、残念ながら加入初戦である第20節のアウェイ・YSCC横浜戦で負傷してしまい、1ヶ月ほど離脱することに。以降、先発出場は8試合でした。

2022シーズン序盤は横浜FCでも試合に出ており、徐々に出場機会を失う中で期限付き移籍でギラヴァンツ北九州に加入。後方ビルドアップ時のロビングパスは、見ている人たちの虚を突いた感じのところを通すことが多く、見ていて楽しかったですね。

2023シーズンも一緒に戦ってほしかったですが、多分上昇志向も強いのでしょうね。J2のザスパクサツ群馬に完全移籍となりました。奇しくも、佐藤亮と同じチームで再び戦うことになります。

こりゃますます群馬の試合を見に行かなければならなくなったな、と思っています。短い期間だったけど、来てくれてありがとう。

藤川虎太朗

2022シーズンから期限付き移籍加入でしたが、ジュビロ磐田に復帰することになりました。ジュビロ磐田が新規選手登録禁止措置となったため、残念ながらこれは避けられない予感は高かったです。ホーム最終戦となる第33節のホーム・カターレ富山戦だったと思いますが、途中出場するも及ばず敗戦した試合後に号泣していたことがありました。その仕草からも、そのことを連想せざるを得ませんでした。

彼はアタッカーらしいアタッカーですね。ものすごく積極性があります。ゴールが見えたらまずシュートを打つ、こぼれ球には必ず詰める。こぼれ球に対する嗅覚があまりに鋭いんで、途中フリーキッカーを任されてるときは少しもったいないなと思ってました。

出場機会も多く与えられ5ゴールを記録。磐田がああいう事態にならなければ、2023シーズンはどうなっていたでしょうね。

こたろおおおおおおおおって、タイプしやすいんですよ(PC)

2023シーズンは磐田にて、つい最近まで日本代表コーチだった新監督の横内昭展さん(北九州市出身)のもと、同じく磐田に復帰する針谷岳晃選手とともに戦うことになります。J3よりも強度の高いJ2の世界で、まずは出場を勝ち取り、沢山のゴールを生んでほしいと思います。

針谷岳晃

2020シーズン夏(というか10月)に期限付き移籍で加入。ギラヴァンツ北九州在籍2年半の間に、縦に鋭いパスはすっかり彼の代名詞となりました。2023シーズンは藤川虎太朗と同じく、ジュビロ磐田に復帰することになります。

2021シーズンを最後に双子盟友の髙橋大悟が去ってからは、2022シーズンに「大悟のために」と攻守に奮闘。もしかしたら2021シーズンの髙橋大悟のようにシーズンフル出場となるのでは、と思った矢先の第12節のホーム・福島ユナイテッドFC戦で、フル出場するも膝の靭帯を損傷する全治8週間の大怪我が判明。復帰まで3ヶ月かかりました。復帰後も万全ではないのか途中出場のみにとどまり、最終節のアウェイ・FC岐阜戦でようやく後半の45分プレーできるという形に。

2023シーズンはジュビロ磐田で迎えますが、万全な状態になっていてほしいですね。そして藤川虎太朗と同じく、まずは出場機会を得てほしいところです。

しかし、針谷選手の出場記録を眺めていると、2020シーズンの後半10試合ほど、2021シーズン、2022シーズンとあまり勝ててないのですよね。これは針谷選手どうこうでなく、チームの状況が下降線をたどると同時に加入した感じなので、2019シーズンや2020シーズン当初のチームの好調時を経験していないことになるのです。

なにげに、あまり勝てていない時期しか経験できてないんですよね。もっとチーム状態が良ければどういう活躍ができたのか、ということは考えてしまいます。

微妙なツイ引用ですまねえっす。このツイートにもあるように、針谷選手は縦方向のパスに強みがあるので、横方向に散らせる相方がいれば更に生きそうです。それこそ、2020シーズンの左右に散らせるタイプの加藤弘堅とのコンビは噛み合わせよかった印象ありますし。

加藤弘堅とちょっとタイプは違いますが、もし磐田に遠藤保仁選手が残れば、彼とのコンビも面白そうですよね(2023年1月8日付で契約を更新したようです)。

西村恭史

「やすくん」こと西村恭史選手は期限付き移籍終了、AC長野パルセイロに清水から再び期限付き移籍となりました。ギラヴァンツ北九州には、2021シーズン始めから期限付き移籍として加入してましたので、丸2年在籍してくれたことになります。

2021シーズン加入当初は、なぜか前線での起用が多かったですね。編成的にFWの駒が少なかったからなのかもしれないですが、このコンバートはあまり奏功しなかったように思います。相手を背負ってボールを受けたりしてはいましたが…。結局、2021シーズン途中から本職のボランチに固定されました。

プレイスタイルとしては基本守備的ですが、機会があれば前線に持ち上がってくることもあります。体格に恵まれてるので、対人守備の強さを発揮していました。セットプレーにも強かったですね。2021シーズンに2得点、2022シーズンに1得点。すべてセットプレーからの得点でした。

シーズン終わったからはっちゃけましたかね(笑)

しかし藤谷壮選手同様、同カテへの移籍です。やはり容赦するわけにはいきません。覚悟して待っとるがよかろうなのです!

……お手柔らかにね(ちょっと弱気)。

髙澤優也

期限付き移籍終了、からの大分トリニータからFC町田ゼルビアに完全移籍。なんと、髙澤選手の前にギラヴァンツ北九州の10番を背負っていた髙橋大悟選手と同じチーム所属となりました。ちなみに、髙橋大悟選手も清水エスパルスからの完全移籍による新規加入となります。

「兄貴」と呼んでる人多かったですけど、わたし的には「たかざーさん」でした。ただ、例えば前川大河選手のことを「マエカーさん」とは呼ばないのですよね。なんででしょうね。やはり「ざーさん」の響きに引き寄せられるなにかがあるということでしょうか(?)。

そういう与太話はともかく、2022シーズンに加入した髙澤選手は前評判通りの能力の高さを見せてくれます。佐藤亮選手とともにチーム内得点王を争う形に。得意のクロスからのヘッドで得点を量産しました。

ただ、特にシーズン序盤のチームの攻撃のビルドアップがうまく行ってない頃には後ろに下がってボールを受けに行くプレーも散見され、「下がって受けるたかざーさんの代わりに、前線に立つもう一人のたかざーさんも必要だ…」などとよく思った記憶があります。

そして残念ながら、第17節のホーム・FC岐阜戦にて相手選手のチャージにより負傷離脱してしまいます。第21節のホーム・松本山雅FC戦で復帰しますが、途中出場にも関わらず負傷箇所の足首を気にする動きが見られ、万全ではないように思われました。

その後も途中出場のみにとどまり、2022シーズン最後の出場となった第31節のアウェイ・カマタマーレ讃岐戦では2-0となるゴールを決めますが、その後チームが立て続けに2失点してしまい2-2の引き分けに終わります。

なお、その頃には前半戦で見られた「下がってボールを受けに行く」動きは見られませんでした。状態が万全でないから動きをセーブしていたのか、その当時よりもチームの攻撃の練度が上がったため下がる必要がなかったのか、その辺はよくわかりませんけどね。出場時間も限られていましたし。

いわきFC戦の2ゴールは眼福でしたマジで。シーズンフル稼働できてればなあ。

しかし、大悟もいるし町田の試合も見に行かなければ。しかしよくわからんところは多いけど、町田の編成が極端に強烈過ぎて見えるのはどうなんだ、そもそも2人は試合に出られるのか、みたいな不安はあります…。

ということで、2022シーズンを最後に離れた選手のことはおしまいです。次は2023シーズンに迎え入れることになった選手のことを語ります。長くなっちゃったからササッと行くよ!(行けるか?)

2023シーズンに迎え入れることになった選手のこと

大卒新人5人! そして7年ぶりにユースからの昇格が!

新人選手6人! そしてまるで獲得の順番が野球のドラフト会議のようです。第一回選択希望選手、タカヨシ・ショウマ・MF・桐蔭横浜大学、みたいな。一番最後がユースの坪郷くんってのもそれっぽい。パンチョ伊東に読み上げてもらおう(古い)。

というわけで、どんどん行きますよ。例によって見出しは敬称略なのでご容赦を。

高吉正真

桐蔭横浜大学の守備的MFですね。2022年の9月15日に早々にリリースがありました。ドラフト1位!(もういい)

ちなみに、「正真」を「しょうま」で辞書登録されてない方! 早めに登録しておきましょうね! でないと変換で出ません!(注:Google IMEの場合)

さて、2023年元日に行われたインカレ決勝を見た人も多いんじゃないでしょうか。

もともとは川崎フロンターレU-18でセンターバックとして鳴らしていた選手(キャプテン)でしたが、桐蔭横浜大学でボランチにコンバートされたようです。「プロになるならボランチだろう」と監督が判断したとのことです。確かに、上背はセンターバックとしては大きいとはいえない(176cm)ですからね(村松航太選手は更に小さいのですけどね(笑))。

インカレ決勝でのプレーを見てもよく分かる通り、アンカーの位置にいてビルドアップにも積極的に参加します。そして、川崎フロンターレの下部組織にいただけあって、キックの精度が高いです。前線へのロングパスも正確です。インカレ決勝では、惜しいミドルシュートも放っていましたね。

インカレ決勝では守備の機会はそれほどなかったですが、プレー集を見る限り守備面でも十分やれそうな感じ。危機察知能力、体を張った守備…。

となると、やはりかつて所属した加藤弘堅選手を想像しないわけにはいきません。

2021シーズン以降、攻撃のビルドアップや守備の部分でチームが苦しむ部分が大きかったですが、それはやはりコーケンさん(と藤原奏哉)が抜けた穴がとてつもなかったからです。

その穴を埋めてくれる存在になることがかなり期待されます。開幕スタメンも普通にありそうです。獲得リリースの時期の早さも、それを物語ってる気がします。

若谷拓海

西武台高校→山梨学院大学の攻撃的MF。レフティーのチャンスメーカーです。FC町田ゼルビアのFW平河悠選手とは大学の同学年、相性抜群のコンビで大学リーグにて得点量産していたようですね。

たかざーさんの移籍で10番が空きましたし、いきなり10番背負うとか、あるかもしれないですね。

岡野凜平

V・ファーレン長崎U-18→日本文理大学の攻撃的MFですね。若谷拓海選手と同様、チャンスメーカーのようです。利き足は右。

プレーを見たわけではないからなんとも言えないですが、前川大河選手とタイプが似ているかもしれないですね。もちろん、大いに違う可能性のほうが高いです(笑)。実際に「謎の練習生」時代の彼を練習見学で見た人なら、どういうプレーをするかは既にわかってるでしょうねえ。

長崎ユース出身ということで、かつてギラヴァンツ北九州で監督をし、今また長崎にいる原田武男さんとも関わりは深そうですね。プロ最初の地にギラヴァンツ北九州を選んでくれてありがとうございます。まずは、ウチで存分に輝いてね。

山脇樺織

やまわき・かおるですね。みなさん、「樺織」も辞書登録推奨でございますよ。右利きのサイドバックです(センターバックもできるとの情報もあります)。関東第一高校から同志社大学です。

「同志社の長友佑都」という二つ名もあるとかないとか。言われてみれば、かなり長友選手を彷彿とさせるプレースタイルです。左右どちらのサイドでも行けますし、クラブの加入リリースで使われた写真のシャツに書かれた番号が「55」(長友選手がインテル時代につけていた番号)ですし、もしかするとウチでも55番をつけちゃうかも知んないですね(笑)。

馬力とスピードがあり、左右どちらの足でもクロスが出せる。かつてウチにはダンディズムの体現者福森健太選手がいましたが、彼とも似てるように見えます。ただ、それだけでなくインナーラップして攻撃を組み立てることもできるようです。その辺は、これもかつてウチにいた藤原奏哉選手を連想させます。

福森健太と藤原奏哉のハイブリッドですね。これは強い。大いに期待できます。彼も、開幕スタメンは十分にありそうです。

高昇辰

コウ・スンジン、ということでいいですかね。岡野凜平選手と同じく日本文理大学から加入した、ドリブラーのようですね。京都朝鮮中高級学校出身です。

加入リリースのコメントやインタビューを読む限り、野性味あふれる貪欲なドリブラーなんじゃないかな、という期待があります。攻撃で変化をつけられそうな、いわば「スーパーサブ」的な切り札になりそうです。もちろん、本人はスタメンを望んでいるでしょうが。

坪郷来紀

ついに来ましたトップ昇格! FW登録ですね。クラブ史上では梶原夕希也さん(現ギラヴァンツ北九州スクールコーチ)以来2人目のトップ昇格です。ちなみに大学経由(いわゆる「鮭」)では、現所属に永野雄大選手がいます。

持ち味は「前線からの守備や、スピードを生かした突破力」だそうです。これは、ユースヤクザユースチームをよく見ている人ならよく分かるのかもしれませんね。いやー、ついにここまで来たか。クラブの顔になってほしい期待をどうしても持ってしまうなあ。

ここ最近クラブが力を入れているユース・ジュニアユース。そして2023年からはU-12も発足するとのこと。最近メキメキ力をつけてきていましたからね。そして坪郷選手の名前は「得点者」として度々目にすることがありました。

なので、あの子がトップ昇格か…とか、ホントはよく知りもせんくせに親戚のおじさんのような感慨を抱いてしまいます。

文字通り「みんなの息子」という感じですね。彼はこれからのユース出身者の象徴になっていってほしいところです。クラブとしても、育成型クラブを目指す上で彼のことは大事に見ていくのではないでしょうか。応援する側は、こういう存在に対してはどうしても過度な期待をしてしまいそうですが、そこは本人の邪魔にならない程度に自重して、大事に行きたいですね。

野瀬龍世

またまた来ましたアタッカー! ヴァンラーレ八戸から完全移籍の野瀬龍星選手です。しかし大卒1年目の同カテ新人選手ぶっこ抜きですか。これは札束ですかね。ちなみに北海道出身で札幌大学卒とのことです。北海道出身者としては、現所属では池髙暢希選手がいますね。

ドリブラー、という印象を持ちがちですが、それをエサにした背後への抜け出しも得意としているようです。出し手との関係性が重要になってきそうですね。そういえば、「出し手」となるパサーも今回多く獲得していますよね。つながってますね。獲得の意図が明確に見えます。

今回はサイドアタッカーをたくさん獲得している印象がありますね。実はそこも、2021シーズン以降物足りない部分ではありました。そういう意味では、文字通りの補強ではないかなと。

岡田優希

なんと! 同じく同カテJ3のテゲバジャーロ宮崎で2022シーズンに14得点した選手が加入することになりました! これはすごい。

経歴としては「川崎フロンターレU-18 - 早稲田大 - FC町田ゼルビア – テゲバジャーロ宮崎」ということで、高吉正真選手と同じく川崎フロンターレU-18から大学経由でプロになった選手ですね。安心の川崎印!

岡田優希選手といえば、加入発表直後に発表されたこのコラムが話題となりました。

コラムの題材になってる書籍『ULTRAS 世界最凶のゴール裏ジャーニー』について、インドネシアの章については、この前翻訳者の方がPDFファイルを公開していましたね。

岡田選手は、プレーヤーはサポーターの「代弁者」であるとの考えに至ったようです。内容の詳細は上記リンクを読んでいただくとして、文字通り意識の視座が高い、高い目標を見据えている選手なのではないかな、という印象を私は受けました。

ギラヴァンツ北九州に加入が決まった段階で折りよくこのコラムを拝見でき、岡田選手のことを知る機会ができたことは非常に幸運ですね。

さて、プレースタイルとしては左サイドの右利きアタッカーで、カットインからのシュートや右サイドのクロスに飛び込み得点を取るスタイルのようです。

左サイドの攻撃は、間違いなく彼が軸になることでしょう。

夛田凌輔

夛田選手は、SC相模原から完全移籍で加入となりました。

あまり他のチームの選手のことが頭に入らない私ですが、彼のことは「あ、知ってる人来た!」となりました。といっても、名字(の漢字)が印象的で頭に残っていただけで、あとはDFの選手かな、ということくらい。具体的なことは何一つわかりませんでした。

情報を集めてみると、基本右サイドバックで、左サイドもできる。3バックのときはセンターバックもこなすことがあったようですが、基本はやはりサイドバックな感じ。

イケメンで、コーヒー大好きとの情報も得ています。いいですね。

ギラヴァンツ北九州的には、二代目「タダ」ってところでしょうかね。

夛田選手とは関係ないですがプチ情報として、多田高行さんの方は現在鹿屋中央高校サッカー部の監督をしているようです。

さて、サイドバックはやはり夛田選手が軸になっていくでしょうかね。期待しております。

村松航太

今回一番のサプライズ補強来ました。2021シーズンまで所属していた村松航太選手が、V・ファーレン長崎からの期限付き移籍で加入しました。かつての活躍を知る人達であれば、どんなプレースタイルかはもう説明不要ですね。

センターバックとしては小柄(171cm)なのですが、抜群の読みと危機察知能力でカバーしています。また、プロでプレーして3年経過し、ちょうどリーグ戦100試合出場となっていますが、受けたイエローカードは未だ「0」。センターバックとして素晴らしいことですね。

あ、ちょうど100試合出場ってことは、セレモニーはウチでやることになるのかねえ…。まあそりゃそうだよな。チームをまたいでの節目のセレモニーって、かなり珍しいことではないかと思うんですが(笑)。その場合は「J2出場」とするのか「Jリーグ出場」とするのか。まあJ3だから後者ですかね…。

あ、でも長崎で記念ユニ発売されてたよなあ。じゃあやんないのかな。

まあそんなことはいいんです。

まあ降格したのに見捨てた、って見方も理解はできるんですが、私個人としては、結果的に離れることになっても選手の意思を尊重したいなと思ってる方です。なので、今回の「出戻り」に関しては大歓迎ですね。

選手の出入りが激しいサッカー界において、出戻りなんて全然珍しくありません。クラブのバンディエラ・池元友樹さんなんて「2往復」(地域リーグ時代のFC岐阜への「助っ人」も合わせれば3往復)してるわけですからね。

村松選手も、そういう人たちに配慮したコメントをしているようですし、失った信頼を取り戻すべく懸命に頑張ってくれるはずです。なにせ、2021シーズンのキャプテンだった人ですからね。

加藤有輝

そして最後は加藤有輝選手。2022シーズンの守護神が、2023シーズンもギラヴァンツ北九州でプレーすることを選んでくれました。大宮アルディージャからの期限付き移籍延長となります。2021シーズンから加入してますので、3年目となります。

たしか、第23節のアウェイ・ガイナーレ鳥取戦だったと思うのですが、プロとして試合に出場しての初勝利だったことで、ものすごく喜んでいたよなあ、というのを思い出します。

それまで5試合(天皇杯も含めれば6試合)出場して勝てていなくて、その後膝の大怪我をし、復帰初戦だったんですよね。そして、自らのミスで失点を許したものの、佐藤亮・髙澤優也の得点で勝利した試合でした。

ツイッターで、加藤選手のことをツイートすると反応してくれることがあります。ミクスタでも、試合終了後に四方隅々まで挨拶しに回るらしいですね。いい人や…。

これで、GKは志村滉選手が1人いなくなっただけで同じメンバーで臨むことになりました。GKコーチも新しい方に変わりますし、当然監督も変わりますのでまた横一線からのスタートですね。

活躍に期待しています!


さて、これで2023シーズンに迎え入れることになった選手のこと終了です。最後に、2023シーズンのざっくりとした展望(みたいなもの)を書いて終わりにしたいと思います。

2023シーズンのざっくりとした展望(みたいなもの)

さて、というわけでようやく最後の話題。

田坂和昭監督就任

監督が田坂和昭さんになりました。ご存じの方も多いと思いますが実績十分な方です。20年前の2003年からほとんど途切れずJリーグの指導者として関わっており、2022年に初めて充電期間を設け、その間にチームマネジメントの資格を取ったとのことです。

小林伸二スポーツダイレクターとは旧知の仲で、ざっくばらんに話す間柄のようです。なので、思ったことをストレートに言い合えるんではないですかね。田坂さんのほうが年下ではありますが、伸二さんに対しては割と遠慮なく「ダメなことはダメ」と言える関係のようです。

小林監督「J2教えてよ」
田坂監督「それは教えられません」
小林監督「J2の選手教えてよ」
田坂監督「自分で見てくださいよ」

【濃密な監督】小林伸二「J2教えてよ」田坂和昭「それは教えられません」小林「J2の選手教えてよ」田坂「自分で見てくださいよ」:サッカーまとめblog
http://blog.livedoor.jp/mtmsoccer/archives/6964714.html

元記事はエルゴラのウェブコラムなのですが、リンク切れなのでまとめブログの方のリンクを貼っています。詳細はリンク先を見ていただければと思いますが、しかしこれ、漫才の掛け合いみたいですね(笑)

田坂さんは、いつものように伸二さんとサッカー談義をしている折に突然今回の監督就任の話を受けたため、たいへん驚いたそうです。

ただ、充電期間も十分な段階になってきたことや、ギラヴァンツ北九州のプロジェクトが大変興味深いものであったことから、「大変やりがいがある」ということで監督就任を承諾したそうです。

栃木SC監督時代のイメージだと「激しく荒っぽくて守備的」というイメージも持ちますが、田坂さんいわくそれは「あくまで栃木の風土・気風に合わせたもの」とのこと。ギラヴァンツ北九州のサッカーに持ってるイメージとしてはやはり「攻撃的」であり、方向性としてはこれまでの北九州のサッカーを踏襲するようですね。

2022シーズンの得点・失点シーンも確認し、失点シーンに関してはセットプレーやクロスからの失点が非常に多いと分析したとのこと。まずは守備を整える、ということのようですね。守備あっての攻撃だと。

それから、直近で行われたカタールワールドカップの日本代表の活躍と、それに至る森保一監督の、選手の意見を吸い上げる「ボトムアップ」的マネジメントを例に上げ、ギラヴァンツ北九州でも同様のマネジメントで進めていきたい、とのことでした。

北九州の地域に対しても深く関わっていきたい、ということも言っていましたね。サッカー以外の部分で地域社会にかかわる意欲も感じます。

ということで、田坂さんに監督が決まった時点で「これはかなり頼もしいな」と感じました。小林SDとの関係性も良好、監督としての経験も豊富、戦術の引き出しも多い、マネジメント方法も熟知している。

そしてなにより、情熱的ですね。喋り方も明瞭で、節々に厳しさも帯びている。就任会見を見ていて、なんだかこっちも少し折り目正しくなっていたような気がします(笑)

小林SDからは、「立て直してくれ」と言われたとのことです。田坂監督の手腕に期待しましょう。

大量離脱して厳しいシーズン?

さて、例のごとく大量離脱があったシーズンですが、個人的には「軸は残ってる」と考えています。

現状で所属は28人。夏の移籍ウィンドウを見越して枠は空けてると思いますが、練習開始まで1週間ほどという段階であるということを考えても、これ以上の追加は現段階ではあまり可能性がないかなと思います。

やれCBが足りないFWが足りないって言いますが、まずはやってみれってことで。編成組んだ時点では、現場だって皮算用なんですよ。やってみて初めて分かることがある。そこで対応していけばいい。そんなの編成の失敗だ、と言う向きもありますけど、完璧な編成なんてそうそうありゃしないだろって思いますし、失敗だとしたらできる範囲で夏に修正すればいいんですよ。当然予算諸々の関係で限りはありますけどね。

夏のウィンドウで、数は少なくとも的確な補強をしてる小林SDを筆頭とした強化部を信じろ。

とはいえ、J3の底が抜けます

とはいえ、ついにJ3とJFLとの入れ替えが始まります。あまり楽観視していられないのも事実で、なので「編成十分じゃなくない? どうしよどうしよ」と焦るのもなんとなくわかります。

まあそこは、外側から見ているものとしては、ただ見守るしかない、クラブの皆さんに委ねるしかない。せめて、ファンクラブに加入するとかグッズを購入するとか、応援することでしか力になれない。私自身としては、そんな気持ちです。

とにかく信じるしかない。

「J2復帰が最大目標」ということですが、

戦力的には決して圧倒的ではない(新人が多くて未知数である)のも事実なので、手放しで「J2復帰」とだけ掲げるのも多少バランスが悪く思えます。「最大目標」という言葉のニュアンスを、どのように解釈するかですね。

また、来季2024シーズンからはJ3にもプレーオフが採用されます。それを見越して「2023も最悪6位以内ならば良し」とする考え方もあると思います。もしほんとにクラブがそう思ってたとしても、パートナー企業・サポーターなどのステークホルダーの手前、決して公にはしないでしょうけどね。

というわけで、私は割と気楽に構えつつ、とはいえ降格もあるので全く気が許せないな、とも思っています。気持ちの匙加減が難しいですね。

頑張っていきましょうね。


というわけで、ひとまずこれで総括と展望(らしきもの)を終わります。自分にとっての気持ちの供養のために始めたので、ほとんど自己満足です。とはいえ、せっかく15000字以上も気持ちを連ねたんで、少しでも多くの人に私の個人的な怨嗟気持ちを伝えられたらなと思います。

それでは、2023年の12月頃、笑って迎えられていますように。


あとがき記事追加しました。こちらも合わせてご覧いただければ(2023/1/10)

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