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頑張れではなく『顔晴れ』



1. はじめに

この2日間、子供の成長について投稿してきました。

本当に子供の成長を見ていると、親である私たちも幸せな気分になります。

小さい頃にはできなかったことが、大きくなるにつれてできるようになり、本当に大人になっていると実感できます。

2. 親の過度な期待とその影響

その反面、あまりにも子供に執着してしまい、

親の方が熱くなりすぎて、

子供たちに罵声を浴びせたり、

自主性を奪ったり、

強制的に練習をさせたりして、

かえって子供の成長を妨げてしまう親もいるように思います。

3. 親の思いと子供の幸せ

もちろん、親は子供のためを思って言っているのもわかります。

それが大人から見たら子供のためになっていると思うこともあります。

しかし、本当に大事なことは

「子供と親の気持ちが同じ方向を向いている」

ということです。

親の思いが強すぎて、子供に自分の価値観を押し付けている人はいませんか?

例えば、「自分が苦労したから、子供には勉強していい大学に行ってもらいたいから塾に通わせる」とか、「自分がプロ野球選手になれなかったから、子供にその夢を託して頑張らせる」といったことです。

それが子供も本当に望んでいるならいいのですが、もし子供が「大学なんて行きたくない」とか「野球じゃなくてサッカーがしたい」と思っているのであれば、

それは子供の幸せには結びつきません。

そういった状況で親が「頑張れ」と言ってしまったら、子供は大きなプレッシャーを感じるでしょう。

場合によっては、心の病になってしまう子供もいるかもしれません。

4. 頑張れではなく「顔晴れ」

だからこそ、

私は「頑張れ」ではなく「顔晴(がんば)れ」と言って欲しいのです。

一生懸命頑張っている子供に対しても同様です。「これだけ頑張っているのに、これ以上頑張らないといけないのか?」と思わせてしまうかもしれません。

しかし、「顔晴れ」ならどうでしょうか?

顔晴れとは、「顔が晴れていればいいんだよ」という意味です。

それこそ、子供の幸せを願っているなら、それで十分ではないでしょうか。

いい大学に行かなくても、プロ野球選手にならなくても、いつも笑顔でいてくれることが最大の幸せではないでしょうか。

また、一生懸命頑張っている子供が夢や目標を達成できなくても、

「やり切った、悔いはない」

と思えるほどやり遂げたのであれば、顔も晴れていることでしょう。

ですから、子供たちの最終目標は「顔が晴れている。やり切った!悔いはない!」と思える状態でいることではないでしょうか?

5. おわりに

皆さんもこのことを心に留めて、子育てに取り組んでいただけたら幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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