【マイペースなオーストラリア留学】TESOLへの道のりは想像以上に長くて険しい

オーストラリアに学生ビザにて留学中の私。ここにきて5か月目になりました。

ワーキングホリデーがメディアにて大々的に宣伝され、たくさんの日本人がワーホリという選択をする中、私は学生ビザを選びました。それは、TESOLという英語を第二言語とする人々に向けて英語を教える教授法を学びたかったからです。しかし、最大の目的であるTESOL受講への道が思った以上に長く、そして険しく、自分の考えの甘さを痛感しています。


どうせ留学をやるなら目標を決めたい、そして、自分の頑張りを形に残すことができるといい、と思い、TESOLを受講することに決めました。
英語で英語を教えるという特性上、一定の英語力が必要なこのコースで、どれだけ自分の力を伸ばせるか、発揮できるかすごく興味がありました。

そもそも、応募した時点のテストで算出された英語力は、Upper-Intermediate から Advanced レベルという、決して低くはないものでした。
しかし、TESOL受講者向けの面接を受けたところ、少なくとも10週間、語学学校での就学が必要ですとの結果が出ました。これは、私の英語の流暢性や語彙力を指摘された結果でした。喋れていないわけではないのですが、もっと高める必要がありますよというアドバイスを受けました。

よし、じゃあ頑張ろうという意気込みのもと、渡航して最初の6週間はUpper-Intermediate で、その後はCambridgeC1コースで、自分の英語力を高めるべく、一生懸命勉強に励みました。最初の10週間を終えた時点でもう一度面接を受け、「まだ流暢性がたりません」という評価を受け、10週間の追加通学を勧められ、そのままCambridgeで過ごしました。
これがまた、骨の折れるくらい難しいものでした。自分の語彙力がどれほど足りていないか、そして、瞬発的に英語で意見を組み立てるということがどれほど難しいのか、毎日の授業の中で痛いほど実感しました。

お、なんか調子いいな!と思うこともあれば、切れ切れにしか英語が出てこないという日もありました。そこで初めて、自分が目指そうとしているレベルが自分の想像以上に高かったこと、そして、ある一定のレベルには達していた私の状態から、ほぼネイティブと同等に話すことができるレベル、いわばProficiencyレベルまで伸ばすことがいかに大変であるのかを実感しました。そして、焦りと劣等感を感じることも少なくなく、楽しむ余裕もあまりなくなっていました。

先日Cambridgeを終えた私は、今日、3度目の評価面接を受けました。まだ、結果はでていません。
今日の面接官は同じキャンパスの偉い先生だったため顔なじみであったのですが、今日の会話を通して感じた私の成長をとても喜んでくれました。
同時にこんなことも言っていました。


「人にはそれぞれの成長速度と段階があります。目指そうとしているものはとても高いと思います。はやく到達したいとは思うでしょうけど、自分のペースで進むことが大事です。でも、あなたは確実に進んでいるから、あきらめずにそのまま行ってね。人生っていつもこんなもどかしいかんじよね~~~!😊」

なんだか、自分の焦りを見透かされているようで、それを見越して励ましてくれているようで、すごく嬉しかったです。

おそらく、今回もパスできないんじゃないかなあと思います。
あとどれくらいでパスできるのかもわかりません。
ただ、焦る自分の気持ちに向き合って、一歩ずつ自分の成長を感じて進んでいきたいなあとは思います。
高い目標に向かって何度も挑戦しようと奮闘する自分の頑張りは、絶対自分の糧となり自分の誇れる経験となることを信じて、もう少し頑張ってみます。
(まだ結果でてないですけど(笑))



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