マガジンのカバー画像

音楽と映画。私のためになるエンタメ

71
音楽や映画、ドラマ、小説、お笑いなど、私のしがない生活を彩るエンタメのことを。
運営しているクリエイター

#音楽

ハリドワールの風

一度見かけて以来、中毒のようにリピートしている藤井風の「grace」のMV。 見ての通り、ロケ地はインドで、インドテイスト満タンの旅情をくすぐりまくるとても素敵なMVである。 そこで、自分の中で議論となっているのが、ロケ地はインドのどこなのか問題。 日本の芸能人なんかが旅番組でインドに行く時、大体ガンジス川を目指しがちなのだが、よくあるのがバラナシ。 ガンジス川沿いのごちゃごちゃした雰囲気丸ごと、代表的な聖地ではある。 そして、ちょっと綺麗なインド、オシャレなインド旅を

GRと散歩がてらにサマソニ大阪。そして感じたことを。

短い夏休みがありお出かけをいくつかしたので、それを振り返って色々と書こうと思いつつ、何から書こうか迷ったので、とりあえず日曜にGRを持って散歩がてらに夕方から雰囲気だけ楽しみに行ったサマソニのことを。 サマソニに20年通い続けている大阪市民歴40年以上の私は、正規のルートである有料のサマソニシャトルバスに乗らずに現地へ向かえる知る人ぞ知る快適なルートで、離れ孤島の舞洲に夕方から入った。 今年はまだ感染症対策の観点から、入場は避けることにし、チケットは買わず雰囲気だけを楽しむ

明日からANAの燃油料金が値上げなので今日中に航空券を!と思いつつ昨日からYouTubeフジロック配信に夢中。航空券は半ば諦めている。クーラーついてる部屋でソファーに横になってフジロックを見られる時代に感謝だが、苗場に行かなきゃ味わえないものがあり実はそれこそがフジロックだけど。

2月の無駄遣い

2月と言ってもまだ始まって10日しか経っていないが、昨日のnoteの流れで、なんとなく、この場で、今月の無駄遣いをご紹介しておこう。実は昨日のnoteの後半にこれをくっつけていたのだが、あまりに長すぎたので分裂させた。 私の無駄遣いなど誰が興味があるのか謎だが、ああ、なるほどねぇ、こういう生活してるとそりゃお金は貯まらんわのうと、一目瞭然に皆様が納得できる気がしたので、お伝えしておく。 ①Diorのコンシーラー韓国コスメのアイクリームを買い漁るブームが時々あるのだが、仕事の

ネブワースが絶頂期だった 【映画感想】

全世界同日公開の映画「oasis ネブワース1996」を見てきた。 oasis関連の映画はいくつも見てきたが、今回のはドキュメンタリー映画で、主役はギャラガー兄弟というよりも、ファンだった。 1996年にoasisが行った25万人のネブワースでのライブのドキュメンタリーだったのだが、何とも胸が震えた。 もう私の青春ど真ん中で、1996年と言うと19歳。音楽に夢中だった。UKロックの盛り上がりに熱狂していたし、TSUTAYAでCDをレンタルする時代にデヴィッドボウイやクイーン

それでも私はフジロックが好きだ

私の大好きなフジロックフェスティバルが悪い意味で注目されて炎上しまくっている。 大好きな場所なので悲しい。 色んな賛否両論がある。 この時期にフェスをやる意味、オリンピックを反対していた人たちがフジロックには参加することへの批判、音楽業界の大変さ、意思表明という名の言い訳をしなければミュージシャンが出演できにくいムード、そしてそれに対する炎上、ドタキャンした出演者への賛否、日の丸を歌ったMISIAへの賛否、ロックとは何か論、怒りの矛先は政府へ向けるのが正解なのか、分断がー、

ピントを合わせる【甲本ヒロトのことば】

先週の土曜日、「まつもtoなかい」という松ちゃんと中居くんの特番に私のヒーロー、甲本ヒロトが出た。 ネットでは「ヒロトさん」という言葉が並んでいて、驚いた。ヒロトはヒロトだったのに、もういまや「さん」付けされるカリスマアーティスト人間なのかとびっくりしたのだ。私はと言うと、中学の時に友と2人で彼を私たちの永遠の恋人と決めたため、ヒロトをヒロトくんと呼んで生きてきた。ヒロトくんは57歳らしく年老いていたが、かっこいいままだった。スタイルも最高。 そして、今のヒロトくんの話すこと

何を選ぼうとも自由だと歌うリアムと私たち 「whatever」

本当なら苗場にいたはずの先週末、フジロックの配信ライブを部屋で寝転びながら見続けていた。 過去のライブ映像を見ながら、この時の私は20代だったなぁとか、レッチリのギタリストがジョン・フルシアンテの時代だなぁとか、OASISの解散直前だったなぁとか思いながら。OASISのライブ映像を見ていてふと、2年前の2018年の秋、リアム・ギャラガーの単独ライブに行った時、20代の頃に知り合った旧友の男子2人と偶然再会して一緒に並んでライブを見たおセンチな出来事を思い出したのでそのことを。

私とRadiohead、いや私のRadiohead

金曜と土曜とFUJI ROCK FESTIVALのYouTube配信があってかじりついて見ていた。日曜もあるので、またかじりつく予定だ。 本当なら今頃苗場のテントの中だが、ベッドでnoteを書いている。土曜は最後のRadioheadを見るために見続けていた。忌野清志郎が格好良かった。 そして、22時台に、私が見た2012年のRadioheadのライブ映像を2曲流してくれた。かじりついて見た。 あの2曲では物足りなくて「in rainbows」を今、聴いている。 私は洋楽が好

私はOASISも好きだ、兄弟喧嘩も2人の口の悪さも含めて。だが、Radioheadを「根暗」と散々こき下ろし「俺は大学なんか行ってないし」と言ったノエルに、「僕は大学に行ったよ。他のアーティストをリスペクトするように教わった」というトムヨークの反論は、トムらしくて圧勝だと思った。

音楽フェスへ行く覚悟、旅する覚悟

本当なら今週末はフジロックだったなぁ、と思うとなんともやりきれない気持ちになる。私の2020年の夏は音楽フェスに行かずにもうすぐ終わる。サマソニもないし、単独の誰かのライブもない。炎天下で誰かのライブを見ることをしていない。それなのに、今までなったことのない熱中症に初めてなった。そんな夏は初めてだ。意味がわからない。 先週末はライジングサンロックフェスティバルのYouTube配信があったので、それをチラチラと見た。 北海道でやる邦楽バンドのフェスなので行ったことはなかったが

「私のフジロック」の八百万のうちのいくつか

予想していたものの、 私の心を完全に打ち砕くニュースが入ってきた。 フジロックフェスティバル2020完全中止。 いや訂正。来年に開催延期。オリンピックと一緒。 少し前にフライングと思われる中止の記事が出て、オフィシャルから完全に否定する発表はなかったからこうなると思ってはいた。 だけど日高さん(運営の代表)のことだから、ギリギリまでやる方向で色々考えているに違いない。メジャーな夏フェスは続々と中止を発表しているから絶望的だけど、もしかしたら日高さんならやりかねないなぁ、とも

フジロックで見かけたロックな女

フジロックの中止の誤報が出て、誤報を謝罪する文が出る騒ぎがあった。 オフィシャルからの発表をただ黙っておとなしく待つしかないし、どんな結果であれ、まだ粘って悩んでくれているだろう日高さんには感謝しているし、フジロックを毎年夏のライフワークにしている私は祈るような気持ちでステイウェイトしているのだけど、 フジロックで思い出すのは、3年前にキャンプサイトで朝ごはんを食べているときに、横で食べていた20代後半〜30代くらいの男女のことだ。 また雨なのは仕方ないとして。 朝食のサ

小沢健二の「自作最強」説は、めんどくさい私に、更なる自信を与えた。

昨日、Mステでオザケンこと小沢健二がこんな朗読をしていた。 オザケンの自作の詩、エッセイだ。 忘れた頃に時々思い出したように夢中になる、 私の趣味はざっくりと「手作り」だ。 何らかのものを「DIY」する。 それは、料理、お菓子作りから始まり、 服作りなどの大掛かりな洋裁から、 手縫い、刺繍、編み物などを駆使した小物やアクセサリー作り。 ハンドクリームを作ることもあるし、 なんならそこから派生してリップスティックも作った。(「生活の木」には手作り用のリップスティックの本体