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音楽と映画。私のためになるエンタメ

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音楽や映画、ドラマ、小説、お笑いなど、私のしがない生活を彩るエンタメのことを。
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#フジロック

スペインのフェスで跳んだ!2023夏。

1997年の第一回のフジロックフェスティバルでフェスデビューをして以来、夏はフジロックとサマソニに通い、夏フェス大好き人間として生きてきた私。 コロナ禍で夏フェス、ライブという楽しみを奪われ、これを機に音楽ライブは、年齢とともにそろそろ引退していく人生になるのかなと思うくらい、気持ちはしぼんでいた。 10〜20代の頃、「何歳になっても、ライブに行って音楽を楽しむ大人になろうな」と言い合った音楽好きの仲間も、結婚したり子供ができたり、仕事が忙しくなったりして、見事に30代を過

明日からANAの燃油料金が値上げなので今日中に航空券を!と思いつつ昨日からYouTubeフジロック配信に夢中。航空券は半ば諦めている。クーラーついてる部屋でソファーに横になってフジロックを見られる時代に感謝だが、苗場に行かなきゃ味わえないものがあり実はそれこそがフジロックだけど。

ネブワースが絶頂期だった 【映画感想】

全世界同日公開の映画「oasis ネブワース1996」を見てきた。 oasis関連の映画はいくつも見てきたが、今回のはドキュメンタリー映画で、主役はギャラガー兄弟というよりも、ファンだった。 1996年にoasisが行った25万人のネブワースでのライブのドキュメンタリーだったのだが、何とも胸が震えた。 もう私の青春ど真ん中で、1996年と言うと19歳。音楽に夢中だった。UKロックの盛り上がりに熱狂していたし、TSUTAYAでCDをレンタルする時代にデヴィッドボウイやクイーン

それでも私はフジロックが好きだ

私の大好きなフジロックフェスティバルが悪い意味で注目されて炎上しまくっている。 大好きな場所なので悲しい。 色んな賛否両論がある。 この時期にフェスをやる意味、オリンピックを反対していた人たちがフジロックには参加することへの批判、音楽業界の大変さ、意思表明という名の言い訳をしなければミュージシャンが出演できにくいムード、そしてそれに対する炎上、ドタキャンした出演者への賛否、日の丸を歌ったMISIAへの賛否、ロックとは何か論、怒りの矛先は政府へ向けるのが正解なのか、分断がー、

何を選ぼうとも自由だと歌うリアムと私たち 「whatever」

本当なら苗場にいたはずの先週末、フジロックの配信ライブを部屋で寝転びながら見続けていた。 過去のライブ映像を見ながら、この時の私は20代だったなぁとか、レッチリのギタリストがジョン・フルシアンテの時代だなぁとか、OASISの解散直前だったなぁとか思いながら。OASISのライブ映像を見ていてふと、2年前の2018年の秋、リアム・ギャラガーの単独ライブに行った時、20代の頃に知り合った旧友の男子2人と偶然再会して一緒に並んでライブを見たおセンチな出来事を思い出したのでそのことを。

「私のフジロック」の八百万のうちのいくつか

予想していたものの、 私の心を完全に打ち砕くニュースが入ってきた。 フジロックフェスティバル2020完全中止。 いや訂正。来年に開催延期。オリンピックと一緒。 少し前にフライングと思われる中止の記事が出て、オフィシャルから完全に否定する発表はなかったからこうなると思ってはいた。 だけど日高さん(運営の代表)のことだから、ギリギリまでやる方向で色々考えているに違いない。メジャーな夏フェスは続々と中止を発表しているから絶望的だけど、もしかしたら日高さんならやりかねないなぁ、とも

フジロックで見かけたロックな女

フジロックの中止の誤報が出て、誤報を謝罪する文が出る騒ぎがあった。 オフィシャルからの発表をただ黙っておとなしく待つしかないし、どんな結果であれ、まだ粘って悩んでくれているだろう日高さんには感謝しているし、フジロックを毎年夏のライフワークにしている私は祈るような気持ちでステイウェイトしているのだけど、 フジロックで思い出すのは、3年前にキャンプサイトで朝ごはんを食べているときに、横で食べていた20代後半〜30代くらいの男女のことだ。 また雨なのは仕方ないとして。 朝食のサ