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音楽と映画。私のためになるエンタメ

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音楽や映画、ドラマ、小説、お笑いなど、私のしがない生活を彩るエンタメのことを。
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#ロック

ピントを合わせる【甲本ヒロトのことば】

先週の土曜日、「まつもtoなかい」という松ちゃんと中居くんの特番に私のヒーロー、甲本ヒロトが出た。 ネットでは「ヒロトさん」という言葉が並んでいて、驚いた。ヒロトはヒロトだったのに、もういまや「さん」付けされるカリスマアーティスト人間なのかとびっくりしたのだ。私はと言うと、中学の時に友と2人で彼を私たちの永遠の恋人と決めたため、ヒロトをヒロトくんと呼んで生きてきた。ヒロトくんは57歳らしく年老いていたが、かっこいいままだった。スタイルも最高。 そして、今のヒロトくんの話すこと

何を選ぼうとも自由だと歌うリアムと私たち 「whatever」

本当なら苗場にいたはずの先週末、フジロックの配信ライブを部屋で寝転びながら見続けていた。 過去のライブ映像を見ながら、この時の私は20代だったなぁとか、レッチリのギタリストがジョン・フルシアンテの時代だなぁとか、OASISの解散直前だったなぁとか思いながら。OASISのライブ映像を見ていてふと、2年前の2018年の秋、リアム・ギャラガーの単独ライブに行った時、20代の頃に知り合った旧友の男子2人と偶然再会して一緒に並んでライブを見たおセンチな出来事を思い出したのでそのことを。

私とRadiohead、いや私のRadiohead

金曜と土曜とFUJI ROCK FESTIVALのYouTube配信があってかじりついて見ていた。日曜もあるので、またかじりつく予定だ。 本当なら今頃苗場のテントの中だが、ベッドでnoteを書いている。土曜は最後のRadioheadを見るために見続けていた。忌野清志郎が格好良かった。 そして、22時台に、私が見た2012年のRadioheadのライブ映像を2曲流してくれた。かじりついて見た。 あの2曲では物足りなくて「in rainbows」を今、聴いている。 私は洋楽が好

フジロックで見かけたロックな女

フジロックの中止の誤報が出て、誤報を謝罪する文が出る騒ぎがあった。 オフィシャルからの発表をただ黙っておとなしく待つしかないし、どんな結果であれ、まだ粘って悩んでくれているだろう日高さんには感謝しているし、フジロックを毎年夏のライフワークにしている私は祈るような気持ちでステイウェイトしているのだけど、 フジロックで思い出すのは、3年前にキャンプサイトで朝ごはんを食べているときに、横で食べていた20代後半〜30代くらいの男女のことだ。 また雨なのは仕方ないとして。 朝食のサ

身に着ける物にはすべて意味がある

この前、大事な会議があったので、カート・コバーンの写真がプリントされたTシャツを着ていった。靴はもちろんコンバースのジャックパーセルでコーディネート。 会議での私の発言が、絶望的な私の心の叫びとしてよりエモーショナルにみんなに伝わればと思ったから、メッセージをTシャツに込めた。 その話を友達のしめちゃんにしたら、「誰が分かるねん」と静かに突っ込まれた。「それより、悟りの境地(ニルヴァーナ)と思われたんちゃう?」と言ってくれるのが、さすがしめちゃんである。「ほんで、そんな格好し