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他人に仕事の説明をしている時間が惜しい

先日、上司に表題の言葉で不満を訴える日がありました。

私は、この言葉が嫌いです。

昔、直属の上司に、この言葉を言われた時に驚き、ムカムカしたので、私は絶対に言わない、考えたくもないと思っていました。
だからこそ、これを言う日が来ることはないと思っていたのですが。

昨年末に、上司から突然、通常の業務に加えて、新しい事業のサポートを頼まれました。
その仕事を受ければ、スケジュールや仕事量が通常業務をきちんとこなせないくらい、忙しくなる。だから、上司にその仕事は受けられないと説明した。
でも、その時の上司の回答は、単純に通常業務を他の人に渡せでした。
なので、ついに表題の言葉を使って、断りました。

基本、私は自分の仕事を出来るだけマニュアル化し、書類をこまめに整理して、いつでも他の人に引き継げるようにはしています。
でも、現在、半分以上、手がけていて、自分でも判断に迷う微妙な部分がある仕事をすぐに他人に渡し、その内容を数時間、数日かけて説明する時間はないくらい、今が忙しい。

教える相手によっては、教えるのにかかる時間がかわる
ある程度、全体の仕事の内容がわかっている人に教えるのと、ほぼ初心者で、さらに自分で考え、判断しない、なんでも他人に指示を仰ぐ人に教えるとなるとね。
数分で終わることが、数日かかっても終わらない。結局、その教える時間、自分でやれば終わる。任せたようとした分、任せようとした人の時間をとり、ムダである。

他人に仕事を教えるということは自分の時間がとられるという事で、単純に自分の仕事は減らないです。
だから、他人に仕事を任せる時は、教える時間を考慮して、人を育て、そこで初めて仕事が分けられるのです。
→そこがわからないのは、上司が部下の状況、仕事を知らないということで、管理者失格ですね。

だから、表題の言葉は部下が上司にいう言葉だと、私は思っています。
部下に言った場合、部下が無能で、役ただずだと相手に伝える事になって、相手のやる気を削ぐだけでなく、仕事を任せてようとしているひとが時間配分や段取りが悪く、他人に説明できるほどのコミュニケーション能力がない無能者であることを自称している言葉でもある。
この事を自覚してから部下に向かって言ってください。ほら、言えないでしょう。

自分で書いてて、ガックリ_| ̄|○

さて、ボヤかないで、自分の仕事の段取りを時間があるうちに考えるかぁ。

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