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映画「ミステリという勿れ」見てきました

昨日、会社帰りに行ってきました。
面白かった〜。
原作が大好きで、ドラマは途中離脱してしまったんですが、先日映画公開前に放送されたSPドラマ、あれが私の好きな「タイムカプセル編」で、レン君が志尊淳さんだと知って、後からTVerで見たんですよ。
そしたら、それが、面白くて。
「広島編」大好きだけど、ドラマは離脱しちゃったしと、映画見に行くの迷っていたけど、あのSPドラマを見て、行こうと決めました。
あとやっぱり私、菅田将暉さんが演じる整くん、好きです。

ストーリーですが、原作と映画のバランスというか、原作にあるエピソードはやはりいくつか削られてしまっていて、個人的に好きなエピソードも削られていたのは、ちょっと悲しかった。
この俳優さんたちに、あの場面演じてほしかったな、残念だな、と思いました。
でも、限られた時間にまとめるために、削る選択は仕方ない。
それより私は、変なプラスがなかったことが良かったです。
例えば大隣署の刑事さんが広島に来るとか…
なくてよかった。
伊藤さんは好きですよ?でもさ…

それから、削らないでいれたくれた細かいお笑いスポットが面白かった。
一人で行ったんですが、ちょっと笑い声もれちゃいました。
ブロッコリーとか、シマシマパンツとか。
整くんや汐路の台詞にしても、原作の細かいところをちゃんと拾ってくれてる~と思いました。
またそれを演じる俳優さんたちがうまいんですよ。
みんなうまかった。
うまかったので、犯人がわかるあたりは声を出さないようにするのが大変でした。

「このやろう…!」
「よくそんなこと言えるな?」
「○○のせいなわけあるか~!」
家で見ていたら、たぶん黙っていられなかった。

原作を読んでいるから、この犯人、犯人と分かった途端かなり胸くそ悪い人物になり下がるのはわかってました。
わかってたけど、上手い俳優さんが演じると、本当に、とてつもなく、胸くそ悪くて。
その俳優さんを嫌いになりそうな勢いで、胸くそ悪かったです。

そういえば、俳優陣がなんか豪華でしたね。
名前知らない方がほとんどいなかった。
あんなちょい役に、春風亭昇太さんが出てくるとは。
私があまり好きではない俳優さん(たぶん大物に分類される方。たぶん)も出演されていて、その方が出ていること私知らなくて、とある重要な場面にいきなりその人が出てきたときは、何で??何で出てくるの??って思ってしまった。しかも、この役で。
でも後からポスター確認したら、シークレットでもなんでもなくてちゃんと名前が載っていて、単に私が見落としていただけだったという。
知っていても見には行ったと思うけど、心の準備がなかったからショックだった、という、超個人的な感想です。

あと、これも書いておきたい。
汐路さん役の原さんがすごく上手かった。
原菜乃華さん。
すごく汐路でした。
特に最後のほう、事実が明かされていく場面での彼女の演技は圧巻でしたよ。
まだ20歳なんですね。
すごい。

原作を読んでいないし、ドラマも見ていないけど、なんか評判がいいから見ようかどうしようか悩んでいる友達がいるんですが、私はその人に
「見てきたほうがいいよ」
と言うつもりです。
原作読んでない人にもすんなり入れるストーリーになってるし。
菅田将暉さん演じる整くんが、とても魅力的だし。
彼の口から語られる女性の(強要されている)役割や立場についての考察は、原作を読んでいないからこそ、見て欲しいなと思います。
あと、セメントの話も。
あと、これはちゃんと言っておかないと。
永山瑛太さんだけは、あの人誰なんだろう?って気にしなくていいよ、って。

見て良かった~と思える映画でした。
129分があっという間。
続編、あるかなあ。
あってほしい。
菅田将暉さんの整くん、また見てみたいです。 



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