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チャネラー活動への疑問

私が行う前世チャネリングは、鑑定希望者さんとともに前世の世界へと旅行にいくようなイメージで情報をとっています。実際に前世で見た風景、その時の様子などを一緒に見せていただき、その時の気持ちなどを質問し、前世からの課題を探っていきます。

このため、ビジョンがかなり明確です。見えた服装や街の様子から、国や時代もある程度絞り込めます。

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最初は、単純にお届けしたメッセージを喜んでいただくのが嬉しかったのですが、200人を超えたあたりから、寄せられる感想に疑問を持ち始めました。

私がこの活動を始めたのは、カルマや心理ブロックを外し、身軽になって楽しく生きてほしいから、です。
大切なのは、前世から持ち越した課題が何なのかを理解して、それを解消していただくことなのです。

ですが、前世の自分の姿のみにとらわれて、そこから先の「前世からの課題」に目を向けられない人がとても多い事に気づいたのです。

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だんだんと、前世チャネリングを始めた私の思いからサービス内容がずれているのではないか、これでいいのか?という疑問がふくらみ始めました。

そんな頃、友人同士で一緒に鑑定を申し込まれた方がいました。

一方は女王さま、もう一方は漁師の前世をお持ちでした。
それをそのまま個別にお伝えしたのですが、
あとで鑑定書を交換して読まれたらしく、
「漁師」と伝えた方から抗議のメールが届いたのです。

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要約すると
「私よりあの子の方が立派な前世を持っているはずがない、あなたはインチキだ。」

という内容のものでした。

自分の前世からのメッセージについて、
「納得いかない」
といった内容ではなかったので
私自身は特に精神的ダメージも受けませんでしたが、

この一件で、
多くの人がメッセージではなくて、
前世の姿そのものしか見ていないのではないか?という疑問が
さらに膨らむこととなりました。

また、守護霊からのメッセージにおいても
同じようなことが起き始めました。

守護霊が伝えてくるメッセージよりも、その姿にこだわる方が多いのです。


守護霊は、遠いご先祖さま、生前に修行を積み重ねた高僧の方、神官や巫女など、かつて人間だった方がついていることが多いのですが、
今世でのお役目、課題によっては、神様のような存在がついていることもあります。

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で、神様がついている方から紹介された人に、見えたまま「ご先祖のような方が・・・」とお伝えすると、

「なぜ私には神様がついていないのか」という質問が返ってくることもあるのです。

実は、神様が守護されるような方の人生は概して過酷で、
強力な守護がなければ生きるのも難しい、といった場合が多いです。

ご先祖が守護霊の人の方が
環境や周囲の人々などに恵まれて、
穏やかで幸せな人生を送る可能性は高いのです。

それでも
「友人は神様が守護しているのに、自分は違う」と聞くと
自分が相手より劣るような気がして納得がいかないのですね。

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