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絵に描いた餅

《どんなに巧みに描いてあっても食べられないところから》何の役にも立たないもの。また、実物・本物でなければ何の値打ちもないこと。画餅(がべい)。  デジタル大辞泉

このことわざの語源は

昔、中国の王様が有能な部下を雇おうと募集したところ
超優秀な肩書きと推薦文がズラ〜っと並んだ、
今でいう履歴書が殺到し、それを見た王様が腹を立てて

こんな肩書きなど、絵に描いた餅が食べられないのと同様に
何の意味もないんだ!!


庭に投げつけた、という故事から来ているそうです。


何となくですが

「大金が手に入りますよ〜」という詐欺話について話す時とか

「高望みはするな、大きな夢を見るのは馬鹿げている」

といった意味で使われることが多い気がするのですが、
語源から考えると、その使い方は間違いですね。

学歴や経歴はその人物そのものではないのだよ、というニュアンス。

就職や見合いの際にこそふさわしい感じですね。

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結局、履歴書も経歴も
その人の一部でしかなく、その人そのものではないのです。

かつて「高学歴高収入」が結婚の条件だった時代がありました。
が、時代はこんな肩書きを無意味にしつつあります。

今、お金持ちで安定収入があっても、
それがいつまでも続くとは限らず、
また今、貧乏でも、3年後には大金持ちになっているかもしれません。

そんな時代です。

条件よりも感覚、フィーリングを大切に選択したいですね。
たとえ貧乏でも、お互いに助け合い
無理のない、居心地の良い関係が築ければ
それで十分幸せではないでしょうか。

もちろん、理想を追い求めるのも大事だと思いますが、
もしも理想とはかけ離れた人に心惹かれるならば
その感覚を優先するのがいいのかな、と思います。

あ、私も一応、シングルなのですが、
パートナーにはご縁がありません(汗)

信頼している占星術師さんに
パートナーについて見てもらったところ

「結婚には向かないかもしれません」と!

でも、これまでの人生を振り返ると
確かにそうだなあと思い当たるところ多々あります。

結婚には向かない、と言われたことで
焦燥感から解放されてすっきりしました。

私の幸せは、一人でいること

なのですよね。

「高収入の男性に養ってもらって、
安穏とした生活を送る」

のは、まさに「絵に描いた餅」なのです。

それは誰か他の人にとっての幸せで、
私の理想像ではない、ということなのでしょうね。

どうかあなたも、絵に描いた餅を追いかけるのはやめて
あなたにぴったりの幸せを手に入れられますように。。



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