楽しい気持ちが世界を救う

さて、仕事もぜず不安な気持ちを抱えながらも
高野山への旅行に参加することにしました。

仕事以外での旅行は、久しぶりです。

最初は、
「家族を放っておいて自分だけ遊んでいていいのか？」
という罪悪感でいっぱいになりました。

ですが、爽やかな青空の下、電車に揺られて目的地に近くにつれ
心が軽くなりました。

仕事が目的の旅行では、「仕事を取らなきゃ」「売り上げをあげなきゃ」など、たくさんのプレッシャーを抱えての移動だったため、景色を見るゆとりもありませんでした。
また、家族と一緒の時には、子供たちのお世話が第一で、やはり楽しむ余裕はありませんでした。

今回は、本当に久しぶりに心に何の荷物も抱えずに、気ままに旅を楽しんだのです。

実はこの時、お寺を巡る高野山の旅が楽しめるとは思っていませんでした。
お寺は、どうしても「葬式」を連想させる場所です。
夫の死にわだかまりがあるある私にとっては、
重苦しい場所でありました、この旅に出るまでは。

この時行った高野山は、何もかもがとてもキラキラして見えました。

一緒に行ったメンバーは１０人以上はいたでしょうか。
不思議な話を聞いたり、感じたりしながら
にぎやかで愉快な時を過ごしました。
久しぶりに、心から笑ったような気がしました。

当日はお寺に宿泊し、精進料理を食し、早朝から行われる読経などのお寺のお勤めにも参加させて頂きました。

お勤めでお坊さんの般若心経を聞いている時、不思議な感覚を体験しました。

体の中から人が抜けていくような感覚です。
自分の中から夫と息子が出てきて、
目の前にある御仏の像に向かって歩いていったような気がしたのです。
妄想、想像と言うには生々しすぎる感覚でした。
その後、体の半分が空っぽになったような感覚もありました。

今にして思えばこの時、お坊さんが唱えるお経の効果で強烈なお祓いを受けたため、上のような感覚を味わったのですが、効果は絶大で
この朝、私は夫が亡くなって以来初めて心から清々しい気持ちを味わったのです。

さて、楽しい旅行からの帰宅後、不思議なことが起きました。

今日のメッセージ

今とは違う生き方を望むなら、日常から逸脱してみましょう。
生活のリズムが変わることで、人生が一気に変化するかもしれません。

今日のQuestion

考えるだけでワクワクする
自分だけの楽しみはなんですか？
それを実際にやる計画を立ててみましょう。
予定として日程をスケジュール帳に記入してみましょう。
いつまでに、それをやりますか？