瞑想、迷走、そしてたどり着いた場所

チャネリングサービスを休止したあとは、新たなサービスの提供を模索しつつ、これまでとは違う場所に行き、学びを深めていきました。

エネルギーワークなどの新しい知識だけでなく、今までやっていたチャネリングや運勢鑑定も、別の先生について新たに学び直しました。

また神社ツアーなどのイベント参加も、これまでとは違う人たちとの出会いの機会を積極的に持つようになりました。

多くの学びと、チャネリングをやっていた頃からの習慣の
毎日のクリアリングや瞑想によって、

やがて、ある場所へ到達した事に気がつきました。

そこは、ワンネスと言われたりする世界、
自他の区別が曖昧な場所です。
人が生まれる前に居たとされる場所、
瞑想のゴールとされる場所です。

もちろん、実際にある場所ではなくて、
心の状態のことです。

物事をあるがままに受け入れることを当たり前にできる心、
怒りや嫉妬、不安感などのネガティブな感情を
全く感じなくなる状態です。

心をこの場所に置くと、焦りも不安もなく、
ただあるがままに自分の人生を受け止める事ができます。

また、この状態になると、エネルギーワーク などは
とても簡単にできるようになります。

そこは、穏やかで暖かくて、ゆったりと落ち着いた
さながら天国のような場所です。

ですが、そこはまた、退屈な場所でもあると思いました。

この場所にいるときは、ネガティブな感情を感じなくなると共に
めっちゃ嬉しい！めっちゃ感動！といった
ポジティブな感情もまた、感じにくくなるのです。

また、ここにいると
世界はとても平和で整って見えるので、
誰かの問題を解決するために
新たなサービスを生み出そうという
自分の考えも馬鹿げたものに思え、動くのが億劫になります。

しばらくは、ぼんやりとこの場所にいたのですが、

私はまだ、ここにとどまるのは早いな、と思い、
一旦、スピリチュアルから離れるために
ごく普通の観光旅行に出かけました。

この旅行で、スピリチュアルを学ぶ人たちと
ごく普通に生きている人では、
考え方が全く異なる事を
目の当たりにすることとなりました。