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誰かの心へ~私の過去=経験より

私はかつて、真っ暗暗闇の灰色の世界に生きていたというお話です。

かつていた世界は…心地よい音が騒音に聞こえ、見るモノ全てに色はなく灰色で、可愛いものが醜く見えたり、愛おしいものが鬱陶しく感じる世界でした。しかし、それらは…生きてきた…時の中でそれは本当の世界ではないことを知りました。

ある日、私は『光=』ray of hopeをはっきりと見たという体験をしました。そう!!見えたから掴んだ…あの時の身体が、あの時の心が、はっきりと感じ取ったんです。そして、私は本当の『私』を探す旅を始めました。同時に、楽しく喜びに溢れる世界を生きていくことと心に決めたのでした。

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 大人になるにつれ、生きづらさが増す中で、否定され否定し、拒絶され拒絶し、受け入れられない、受け止めきれない、物事が凄い速さで増えてしまいました。
 私の心はいつの頃から、幼い時の純粋さを失い、素直さも失って、心がどんどん汚れていき、心がどんどん荒んでいき、その悲しみさえも、そのやるせなさも、全部誤魔化したり、時にはうやむやにして逃げ出してしまったりもしました。結局、誰かのせいにしたり…できない理由もいっぱい並べていました。

 色々な出来事や物事に、疲れきって、自分で自分を傷付けて…やがて時が止まり、全てが灰色…の世界になっていったのでした。

毎日毎日…
どうにもならない絶望の日々の中で、
私は私に、
 どうして心臓はうごくの?どうして呼吸は止まらないの?
 どうして生きているのだろうか?
 どうして生きて行きなければならないの?
 何のために…誰のために…
って、声にならない声で叫んでいました。
とてもとても長い時間、ずーっと叫び続けていました。
とうとう叫ぶ事にも疲れきったある日のこと…
全てが灰色の世界から真っ暗闇の世界に足を踏み入れてしまったのでした。

灰色の世界が嫌で逃げた先は真っ暗闇の世界…あぁ、やっと来れたと思ったのも束の間…あこがれていた場所なはずなのに、なんだか急に怖くなって、こんな世界望んでいない…って、誰もいない、誰も聞いてもいないような場所で、もがきながら泣き叫んでいたような覚えがあります。

叫ぶのにも、もがくのにも疲れた時が来て、灰色の世界の常識が本当は常識ではないのかもしれない、こんなの本当の私じゃないんだよぉ、私は本当は幸せになりたかったし、幸せになるために生まれてきたはずなんだよなぁってしみじみ思ったのでした。

そうしたら、一筋の光が私のところに降りてきたのが見えて…その瞬間、私は私の『生命』を感じたのでした。両腕をいっぱい伸ばして、私は私に降りてきたその光を掴んだ…のです。そして、私ははじめて自分自身に『幸せになってもいい‼』って、『ありのままで生きていてもいい‼』って、私は生まれて初めて?自分自身に許可をしたのでした。同時に、楽しく喜びに溢れる世界を生きていくことを心に決めました。

やっとやっとで灰色の世界から抜け出して、私は私に『幸せになること』『私は私のままでいいこと』色々と許可をしてきて、そうしたら、私の本当の本当の人生がスタートしたという実感が生まれました!!(もっと若かったらナ…というのは言わないコト💦)

そして『今』があると思っています。失敗も多いし、出来ないことも多いし、うまくいかないことも多いけど、『今』私は幸せです。

【追記】今がつらいひとがいるかな?
灰色=逃げの世界が当たり前だった時や常識だった時は、抜け出したいのに抜け出す事がとっても怖くて、周りの後押しや優しささえも、どうしたらいいかわからなくて、どんどん暗闇に落ちていったんだよね。『抜け出すこと=逃げること』それは悪いことであり非常識なことだって思いこんでいたんだよね。

 でもね、辛いことやその環境から『抜け出す』って悪いことではなくて、人生を取り戻すチャンスだったりすると思う。
 =逃げる事って思うよね。本当は逃げてもいいんだよね。辛い時は特に。我慢は限界を超えちゃいけないと思う。今がどん底なら上がるだけだよっていう人がいたけど、あの時はわからなかったけど、今になってわかるんだよね。急がなくていいんだよね、ほんの少しずつでいいから、今より心が軽くなる方へ、明るい方へ向いていってほしいなぁと思う。




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