のりこの俳句日記

俳句を始めたのは、20年程前のことです。友人に誘われて、月に一回の句会に出ることにしました。
句会には4句作って、持って行かなくてはなりません。毎月お題(兼題といいます)が出て、全員の作品を匿名で出し、その中から、自分なりの特選1句、並選4句を選びます。先生の句も混ざっています。
全員が順番に、自分が選んだ句を披露します。選ばれた句を詠んだ人は(その句は私が詠んだものですと)名乗ります。特選に選んだ句については、披講(どこがどのように良いか述べる)します。先生は特別に、先生選ということで、特選と並選を選んでくださいます。当たり前ですが、良い句であるとして、先生の句は沢山の人が選ぶことになります。先生の句でも選ばれないことがあるのも、面白いです。
初めて、先生の特選に選ばれた、記念の一句は

   夏燕ゆるりと動く太極拳

です。季語は「夏燕」。燕の素早い動きと、太極拳のゆるりとした動きの対比がよろしいということでした。うれしかったです。
この句会は、8年続けましたが、先生が体調を崩されて休会となり、そのタイミングで退会しました。
その後、読むことはあっても詠むことはほとんどなく過ごしていましたが、友人から、「プレバト」の俳句が面白いよ、と教えてもらい、楽しみに見ていました。そのうちに作りたくなって、プレバトの夏井先生が、「おウチde俳句くらぶ」というサイトを運営していることを知って、令和4年2月に入会しました。
投句すると、夏井先生が、講評してくださって、良い句にはポイントがもらえます。ポイントが集ると、選ばれた句だけきれいに印刷した通信簿が届くそうです。良い句がたまると、なんと、句集を出すことも出来るということです。まだまだですが、励みにして頑張りたいと思います。
そのようにして、俳句を詠んでいると、誰かに見てもらいたくなるもので、日記形式で、これまで作った句や、新しく作った句など、ご紹介させていただきたいと思って、俳句日記を始めます。
よろしくお願いします。

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