苔の花 熊野古道
今日の俳句は
熊野古道石段被ふ(おおう)苔の花
季語は「苔の花」夏の季語です。苔には花は咲かないそうですが、梅雨の頃に、器托というものが伸びて、花が咲いているように繁茂するそうです。石段は苔に覆われていましたが、苔の花は、実は見たことはないのです。季語としてきれいなので使いました。
夫と、熊野古道を歩いてきました。バスツァーでしたが、歩く距離が思ったより長くて、アップダウンも結構あって、右膝に難の有った私は、痛み始めた膝を庇いながら、頑張って歩きました。石段は、上がる方はなんとか上がれましたが、降りるときは、夫に支えられながらやっと、という苦行になってしまいました。それでも静寂の中、木に囲まれた道を歩くのは気持ちよかったです。
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