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「牡羊座の物語」神話の世界をのぞいてみると

集合無意識からのメッセージ
星のロマンに 想いを馳せてみませんか

古い時代から語り継がれた物語には
大きな教えと導きがあります。


12星座の一番始めは牡羊座。

ギリシャ神話でその羊は輝く翼をもつ
「黄金の羊」の姿をしています


この物語は、アタマス王の二度目の妻が
先妻の二人の子どもを疎んじ、
殺そうとしたところから始まります。

先妻ネフェレは、大神ゼウスに頼み、
愛する子どもたちを逃がしてほしいと願います。

そのいは聴き届けられ、
ゼウスは黄金に輝く翼をもった羊を
二人の子どもたちのもとへ送ります。

牡羊は、生贄になりかけた兄妹二人を背にのせて
全速力で大空へと羽ばたきます。

目がくらんだ妹は海峡へと落ちましたが、
羊は気づくことなく兄を遠い国へ無事に届けます。

目の前のことに集中しすべてを託して突き進む、
牡羊座のまっすぐな性質が余すところなく伝えられています。

黄金の羊は、そこに立つだけで存在感を放ち
凛として行く手をしっかり見つめています

ずっと後の時代になってから
この羊の黄金の毛皮をめぐって大冒険が繰り広げられました。
それは、壮大な叙事詩となって伝えられています。

こうして、牡羊は
怖さを超えて空高く飛び、富と法権の象徴となりました。



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