ワーママはるラジオさんの「有給をとった上司への反応」を聞いて

有給って取っちゃだめなの?

本日、Voicyのワーママはるラジオの、はるさんの「#252 良し悪し族と好き嫌い族」を聞きました。その中の、「有給をとった上司への反応」を聞いて、かなりカルチャーショックをうけました。

職場の上司が、お正月休み明けにも関わらず有給を取った、という話と、それに対する職場の同僚の意見や反応について、でした。

上司が有給を取るのは悪い。
お正月休み明けで、すぐに有給を取るのはよくない。

のような批判的な反応があった、ということ。そして、はるさんは、人によって反応が違うこと、そして、多くの人は、「いいか 悪いか」の2軸で判断している、のでは、ということを話していました。そして放送では、私は初めて聞いた言葉でしたが、、「良し悪し族」と「好き嫌い族」という話を展開されていました。


遊びで有給が取れない!?

ヨーロッパではそんなことはまずないと思います。上記のような批判的なコメントを聞いたことがありません。私の勤めるイギリスの会社は、25日有給があります。上司も25日使い切ります。私も使い切ります。会社全体で、年内に年休を使い切りましょう、というメールが届けられるぐらいです。その使い方、理由(旅行に行くのか、病院の予約があるのか、など)を問われることは絶対ありません。私も理由を言わなくていいです。

権利としてあるんだから当然使う、という考えなのです。

そして、長期で有給を取る同僚のカバーも、お互いの本心はどう思っているかはわかりませんが、基本、自分も同じように頼むことになるので、同僚のカバーもするよ、問題ないよ、という雰囲気が社内にはあります。

私も、同僚が旅行で長期の休暇をとっても、文句は言いません。喜んで、休暇中の彼女の仕事のカバーをします。だから、私が休むときも、彼女にカバーをお願いできるわけです。

そして、適度に休んでストレス発散してきた旅行などの長期休暇後は、私も同僚も、かなり仕事にやる気まんまんです。有給をとってリフレッシュする、その分、仕事への意欲が増して、生産性が上がるんだから、会社として、25日間使い切りましょう、と提唱するのは当然のようです。

日本の会社って大変・・・

日本の会社って本当に大変なんですね。私も日本の会社に勤めていたら、きっと有給を使い切らない、のだと思います。でも悲しいです。上司が取らないから取りづらい、などは、本来はあってはいけないことだと思いますが、まだまだ現状はそうなんでしょうね。厳しいなあ。

でもきっと職場の習慣や仲間意識、他の人や同僚に迷惑をかけてはいけない、とか、いろんな面で、日本と海外では価値観が違っていると思いますので、一概には言えない難しいトピックですね。

私も良し悪し族になってる!?

そして、「いいか、悪いか」で物事を決める、「良し悪し族」が世の中にいかに多いことか。

私自身、良し悪し族になることがあります。そこで、良し悪しの判断で、他人を批判しそうになったら、ぜひ、「自分が好きかどうか、嫌いかどうか」の判断に切り替えてみようと思いました。

そうすれば、人の行動を評価しなくていい、批判しなくていい、楽になる。他の人の行動を気にならなくなる。「好き嫌い族」、面白い価値観・判断基準だと思って、今日のワーママはるさんの話を聞きました。

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