BBCニュースでも取り上げられた小泉環境相の育休取得について
BBCニュースのTwitterで今日このビデオを見ました。
英語で字幕が書いてありますので、英語の勉強をしている人はぜひ。とてもいい勉強になりますよ。
ビデオの中に出てくる街頭インタビューで、3人目のおじさんが、「強い女性が日本には多いので(子育て)を任せてました」と言ったときには、思わず、吹き出してしまいました。このおじさんの世代ならそうだったのかもしれないけれど。でも、BBCニュースで世界中に流されるのに、そんなコメント、やめてくれー!と思ってしまいました。
Because Japan has such capable women, I left it to my wife to raise our kids.
と字幕では訳されていました。いやいや、訳されている文を見ただけで、腹ただしい。
私の父も、母に100%任せていました。育休は一切取らず、私と妹のおむつを一度も換えたことがなかったそうです。悲しすぎる・・・。
私達夫婦には子どもがいないけれど、そんな夫だったら、めちゃくちゃキレていると思います。でも、昔は、それが当たり前だった、母は文句も言わずにやっていたそうです。
そして、北アイルランドの友人にこのニュースを話すと、みんな驚きのコメントでした。というのも、日本はあんなにテクノロジーなどの技術は最先端なのに、こういうところが、変に遅れている・世界標準に比べてあまりにも遅れている、そのギャップが激しい、と。
ちなみに、私の同僚の一人は、Buying部署のトップですが、3週間前に奥さんに第一子が産まれ、その日から今月いっぱいまでずっと育休中です。
そして、私の義理の妹の旦那さんはスウェーデン人。スウェーデン人の旦那さんは、現在、義理の妹が育休6ヶ月後で仕事に復帰したのと同時に、今度は彼がバトンタッチで、育休を取っています。すでに4ヶ月目。赤ちゃん(娘)との貴重な時間を楽しんでいます。そして、スウェーデンは、育休を分割して取れるとか。彼は、娘が幼稚園などに通い始めたころに、また長期で育休を取りたいと言っていました。もちろん、子どもがある程度大きくなるまで、勤務時間の短縮も認められるそう。さらには、自宅勤務も大いに認められるそうです。なんか、レベルが違いすぎて逆にすごい!
ヨーロッパにいると、このニュースがあまりにも非現実的に思えますが、まだまだ日本では先が長い話ですね。日本の若いお父さんが、問題なく、堂々と育休を取れるようになりますように、そんな時代が来てほしいです。
ちなみに、上のビデオ、けっこう面白い表現がたくさん出てきますね。聞き取れましたか。
to take parental leave
to kill their(one's) career
to follow suit
to change mindsets
to ask for some time off
the most high profile person
a rising star
to boost the popularity
just a stunt
よろしければサポートお願いいたします。これからも、海外生活・国際結婚・日本語教師・ビジネス英語・スペイン語・韓国語・エスペラント語など、いろいろなトピックで役に立つ情報を発信します。