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子どもに謝るということ

子どもたちが成人したあとで、小さいころを思い出しては、
「あのときは申し訳なかった」と思う。
辛い気持ちにさせたことをいつも謝りたいと思っている。

いまさら、と思われるのは十分覚悟して、
実際に何度も謝っている。

それでもなお、私は子どもにとってどんな存在だったのだろうと
3月に出版された『毒になる親 完全版』をとばし読みした。
(スーザン・フォワード著/毎日新聞出版)

”1章 「神様」のような親”では、夫の、長女が私を怖がっているという
指摘を思い出して、胸が痛くなった。
”3章 コントロールばかりする親”を読み、自分が過剰なコントロールを
していなかったか、反省ばかりが募った。
けれど”15章 「毒になる親」にならないために”を読んで一息ついた。
そこに書かれているのは
「子供に心を開く」
「『自分の親のようにはならない』という決意」
「子供に謝れる親になる」
という3点。
幸いにも私が心がけてきたことだ。
一つ目については子どもと時間を共有することをいつも心がけていた。
二つ目は常に私の子育ての原動力の一つだった。
そして三つ目こそ、今でも、今からでも遅くない自分にできること。
思いは声に出して言わないと伝わらないから。

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