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お互い様の精神で心が通い体も整う癒やしの場 ペイ・フォワード記事Vol.39

居心地のいいアート空間が誘う癒やしの世界

福島市には、アートとプロの技で体と心を癒やしてくれる整体院があります。それは、「整体院 縁」さんです。

整体院縁さんは、これまでもお互いさまアートの活動を導入していらっしゃいました。「お互いさまアート」とは、絵手紙を購入したお金が、地域の子ども食堂など必要とされる人に届けられるという取り組みです。以前取材で訪問させていただいた際、入口のアートに飾られた空間にとても癒やされて、私もアートを購入させていただきました。


整体院縁さんの院長 松井国彦さんが毎日描く絵手紙
猫ちゃんシリーズの壁も

こちらの松井院長の絵手紙動画を見ていると、その温かな色使いで優しいタッチの絵と、穏やかな心にしてくれる言葉に癒やされます。

また、えりさんによるダジャレアートも。思わずふふっとほほえんでしまいます。

アートと奉仕の心で満たされている院内

院内に入ると、これまた松井さんの娘さんが描かれたアートがお出迎え。実はこの方は、以前ペイ・フォワード記事Vol.26でも触れた、ルワンダ人のアーティスト、ウワーヨくんとコラボ展覧会を開催されていた方です。

このようにアートで彩られた漆喰の壁と、木と香りが立ち上る清らかな空氣に囲まれた空間には、心温まる取り組みがそこかしこにちりばめられています。健康によい食品やグッズの販売、手作り小物の販売。そして目を惹くのがこの能登半島震災と台湾地震の支援の募金箱です。募金箱につけられたメッセージを見ると、、地元の皆さんが縁さんの心に共感したことがよく分かります。

また、能登半島震災支援として、募金を使って能登の方が作ったコーヒーを購入し、それを配布するということもされていました。縁さん、寄付してくださる方、能登の方々の想いが循環して繋がる取り組みですね。このコーヒー屋さんを繋いでくださったのが、前回のペイ・フォワード記事Vol.38に登場していただいた志賀内さんです。お互いさま、恩送りの精神が、見えないところで多くの方の希望となっているのですね。志賀内さんもこの縁さんでの整体を受けられたそうですよ。

満を持してお互いさまチケットも導入へ

私が訪問させていただいたのは5月13日。その前日の5月12日はハグさんの命日でした。ハグさんへ想いを寄せて、この日に合わせて縁さんもお互いさまチケットを導入されました。早速お互いさまチケットを購入された方がいらっしゃり、ボードがチケットで埋め尽くされていました。

志賀内さんたちが整体を受けられた後、小栗さん(写真左)と田村さん(写真右)も整体を受けられました。施術後の松井院長とのお話の時間も、心がほぐれる癒やしのひとときです。

田村さんとはこの日初めてお目にかかりましたが、含蓄に富んだお話をたくさん聞かせていただきました。ツーショット、のつもりが、真ん中にドイツ人男性(らしいです)のガイコツくんがいるのも、また味があっていいでしょう?

漫画家を目指されたほど絵もお上手な田村さん

松井院長からは外反母趾をよくする方法、奥様の副院長からは動物占いを通して人生の指針をお話ししていただきました。居心地のよい空間と美しい心の先生方のおかげで、浄化された氣持ちで帰路につくことができました。

ご縁を繋ぐ「縁」さんのチケット

お互いさまチケットを始められた縁さんですが、縁さん独自の「チケット(商品券)」もあります。お互いさまチケットは、見ず知らずの方に使ってもらえるチケット、そしてこの写真の「縁のチケット」は送りたい誰かに宛ててプレゼントできる商品券です。

お互いさまアート、お互いさまチケット、募金、商品券など、誰かに想いを寄せる取り組みが縁さんを舞台に数多く実施されています。整体でご自分が癒やされたら、その心地の良さを何らかの方法で次の方に送ってみませんか?

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