見出し画像

Professionalー役者の矜持

終わった…

100点満点ではなかったかも知れないが、祭りは結末を迎えることができた。当日の朝からハプニングがもろもろ起き、まさに薄氷を踏むかの如く。「いつかは来ないけど、まさかは来る」と仰ったLinkedin日本代表、村上臣さんの言葉がずーっと頭の中を彷徨っていた。(引用元↓↓↓)


…いやもうさ、とうふメンタルなんやし、やめてもらえる?こういう展開。




まーでも終わった!終わった!!終わった!!!(≧▽≦)

なんかお気楽ゴクラクな映画でも観るか!


…で、選んだのがこちら。

『大英雄』(だいえいゆう、原題:射鵰英雄傳之東成西就)は、1993年の香港映画。

ウォン・カーウァイが監督した『楽園の瑕』の製作が遅々として進まず、集めた豪華キャストたちの出番も見えない状況に陥ってしまった。そのため、間に合わせで作った作品が本作である。

(Wikipediaから引用)

うわわマイナー過ぎん?
誰が読むのこんな映画の記事。

まぁしかし、最近観る映画はトニー・レオン縛りなのであるから仕方ない。




結論、笑かしてもらいました!
「楽園の瑕」の自己パロディらしいが本家との関係性とか、「楽園の瑕」の原作である「射雕英雄伝」「神鵰剣俠」とか、細かいところはわからないんだけども、それでも画面から滲み出るアホさ加減。わかったらもっとおもしろいに違いない。


大の大人が、というか当時も今も大スターの皆々様方が雁首揃えて大真面目にコメディ演ってらっしゃるのがたまらなく素敵。
なので余談だが、劇団☆新感線も大好きである。2000年代、新橋演舞場等の大劇場進出前夜は特に。今や若手の俳優さん女優さんが憧れる劇団になってしまったけれど。
昨年は久々にそういう路線の演目があってわきょわきょしたのだった…もちろん観劇は叶わなかったので、YouTubeで気分を紛らわせる。


話を「大英雄」に戻すと、たった8日間で撮ったらしいチープさも素敵。衣装なんて文化祭かよ!いやむしろ現代の文化祭の方が凝ってね?ってレベル。しかし、興行的には失敗し赤字だった「楽園の瑕」を救ったらしい。当時は「大英雄」のような映画の方がウケがよかったんやろう。まぁわかりやすいしね。


ちなみに演者のラインナップは以下の通り。Wikipediaより。

画像4

絢爛豪華すぎて震えます…




実は「楽園の瑕」、この正月に観終わっている。記事にしてみようと思いつつも、どう纏めようか考えあぐねているところ。ウォン・カーウァイらしく、話がわかりにくいのだ…
トニー・レオンは盲目になりゆく剣士役。眼光鋭く、やっぱイケメンだわぁ(*´ω`)

画像2




が、しかし?
「大英雄」だと?






画像1






はぅあ!(゚д゚)!
おいおいおいおい、ええんですかこれで。あなた。



もともとはこういうお姿だったのだけど。
これもこれで…ぷぷぷ( *´艸`)
ターバンにくっついてるトカゲとかなんなのさ。

画像3

「この映画はコワれたトニー・レオンを観るものなのです」等と喝破したブログがあったのだけど、まさにそれな。

その後の華々しい経歴を思えば、こんな超B級映画に出たことに後悔しませんか?とは素人考えなんだろうか。こうやって後世に残り、30年後に観ている人もいる訳で。


役者であれば、如何なる役もこなします、全力で

ってことかしら。プロとしてのプライド。


今では名立たる大御所の皆々様方も、この時分は20代30代だったろう。若気の至りで、というか若いが故に、実はこっちの現場は和気藹々としていたのかも、と想像が膨らむ。なかなか進まない本編「楽園の瑕」を尻目に。
それこそ文化祭のように。



やっぱいいなぁ、こういうの。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?