”我慢しなくていい”

人を、血液や誕生日、果ては動物やらで分類し、
「あなたはこういう性格の人です」
「あなたにはこういうことが向いています」
「今日のあなたはこうなります」
等と言うことがナンセンスであることはわかっている。頭では。


でもそこから得られるメッセージに、勇気をもらえることもあるよな、と思うこともある。


ちなみに…

今も朝食時に聞き続けているBBC Learning Englishのうち、6 Minute Englishの、とあるトピックが刺さったのでここで盛大に脱線しておく。


6 Minute Englishとは文字通り6分程度、そのテーマに纏わる5つないし6つの英単語を、BBCの中の人でない一般の人(大学教授が多いかな)の話を交えて教えてくれる番組である。


刺さったのはこちら、何の話題かかお分かりになるだろうか?

British EnglishやNatural speedには怯まず、冒頭30秒だけでも聞いてみていただきたい。もしくはscriptがついているので、そちらを読んでいただくだけでも。
そもそもタイトルである程度想像つくとは思う。











そう、血液型(占い)の話。

本題に入る前、「日本の芸能人の自己紹介には、年齢や趣味と同じように血液型も含まれている」と紹介されている。
更にいつも、関連した三択クイズが1問出されるのだがこれがまた…


日本では、とある血液型の人々を「自己中心的だ」と表現することがあり、このような血液型による偏見を指す”burahara”(ブラハラ、Blood Harassmentの略)という言葉まで存在する。
では、「自己中」と言われ”burahara”の被害を受けているのは何型?

(訳は筆者)


(;・∀・)

日本人ならなんとなく想像つきますよね。


確かに、ここまで血液型に固執する民族も珍しいような気もする。
自分が何型なんて知らない人の方が、この地球上には多いんではなかろうか?
そうでもないのかな…
(チラッとGoogle先生にお伺いを立てたら、血液型別性格診断みたいなページ(英語)がそれなりにヒットして自信なくなってきた)



盛大なる余談終わり。




「あなたは本当によくやってます!」
「あなたは本当によく頑張って来たんです!」
「あなたは本当にすごいことをやっているんですよ!」

「だから別に、我慢する必要なんてないんです。」


こういった占いから前向きなコメントをもらって元気が出るというのも、

承認欲求を、他人から満たされたいがため

のうちのひとつと言えなくないのかも知れない。


そろそろ他人からの評価に依存しそうになるところから脱却したい。強烈に、自己肯定感をもたらしてくれるものではあるから、クセになるのが恐ろしいだけである。
自分は自分、自分の道をゆく。比べるのは過去の自分のみ。
自分で自分のやることなすことに納得して生きていければ、それでいい。



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