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小中学校の授業5分短縮へ

言語聴覚士や保育士として、日々子ども達に関わっている小野寺です。

ここに書きたいことが迷走しており少し間隔が空きました。

最近、近現代史にハマっています。
言語聴覚士は「療育」「発達支援」が専門で「教育」について養成課程で詳しく勉強することはありません。
でも、「人は何のために学ぶのか」「これから何を学ぶべきなのか」がわからないと、どの方向に向かって発達を支援していけば良いのかわからなくなりそうで、「教育」のことをもっと知りたいと思うようになりました。

で、現在の教育観に至るまでにどのような変遷があったのかを知りたくて近現代史を漁っている内にハマってしまいました。

さて、文科省が小中学校の授業時間を見直し、授業時間を5分短縮することを視野に入れているそうです。変更されれば、1958年の規則明示後、初めてとなるとのこと。

以前不登校支援のシンポジウムを聴講した際、現役の学校の先生が「授業時間が5分短縮されるだけでも教師の負担は大幅に減る」とおっしゃっていました。不登校児問題の背景の1つに教師の激務があります。
今回の文科省の目的はまた別のところにあるのかもしれませんが、教育の世界では大きな一歩なんだろうなあと感じました。

歴史の流れで見ると教育は時代によって大きく変わってきています。
「教育」が変われば「療育」「発達支援」の方向性も当然変わるはず。
「ことばが話せるように」「コミュニケーションが図りやすくなるように」このような言語聴覚士に向けられる保護者様からの主訴に対しても、何のために、どの方向に向かって、を時代の流れとともに考えて支援していかなければなあと改めて感じています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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