星の王子さまに会ったら、言ってやりたいこと。
大事なものは目に見えない。
という星の王子さまの考えに僕は共感しません。大事なものはいつも目の前にいると思うからです。
大勢の人をのせた船が沈みかけたので、お釈迦様が救いに来ました。さてお釈迦様は一体誰からその手を差し伸べるでしょう?
昔、ひろさちやがそう問いかけると田代まさしがドギマギした様子で「善人から」と答えるのをテレビで見たことがあります。するとひろさちやは、「善人からでも悪人からでもない、そばにいる人からだ」と答えました。
これが、仏教の無差別という考え方です。お日様の光は無差別平等にすべての生きとし生けるものにそそがれます。カミホトケの慈悲もそのようなものだというわけです。
もし僕がその場にいたらさらに、「一人救えばすべて救ったのと同じだ」と付け加えたでしょう。たまたま目の前にいるたった一人の人を大事にすれば、それは全人類を大事にするのと同じです。僕たちは同じ一つの心でつながる仲間だからです。
とそんなことを思っていたら、妻がぷうっと寝屁えをしました。
ただようものは目に見えないと思い知りました。
ついでに僕の音楽も聴いてね♡
応援ありがとう。