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本来的な風邪の治し方

今日はGW最終日。
お休みを満喫された方、お仕事に追われていた方、いろいろいらっしゃることでしょう。

会計士の方であれば、通常は3月末決算の年度末監査もあり、GW関係なく働かれている人も多いのではないでしょうか。

多忙を極めていると、体調を崩しやすくもなります。
かくいう私も、ここ数日熱と喉の痛みがあり、昨日は1日中寝込んでおりました。

とはいえ何かで忙しかったわけではなく、妻からもらってしまっただけのようですが笑

今回は、私なりの風邪の治し方から、自身の健康との向き合い方について書いてみようと思います。

熱は下げたほうがいい?


風邪をひくと、多くの人は発熱するでしょう。
私は38度強くらいまで上がりました。平熱が高くないので、ある程度上がるだけで頭がぼーっとしてしまうタイプです。

身体もだるくなり、動くのもおっくうになります。

なのですが、私は解熱剤などで熱を下げることは基本的にしません。

なぜなら、発熱は身体にウイルスが入り込んだ時の身体の正常的な反応と考えているからです。

そもそも熱が出る原因は何でしょうか?

風邪を引くと熱が出るのは、体の中で免疫細胞がウィルスと戦っているからです。

熱、すなわち体温を上げることで、免疫を活性化させ、ウィルスへの攻撃力を高めています。

ウィルスをやっつけてもらうためにも、免疫にはしっかり仕事をしてもらわないといけないですよね。

こんな時、いたずらに解熱剤を使ってしまうと、本来働いてもらうべき免疫細胞の活動が抑制されてしまい、ウィルスへの攻撃が弱まってしまいます。

解熱剤で熱が下がったとしてもそれは見かけ上で、本来あるべき治り方かというと、そうではないのではないか、とそう思っています。

薬の正しい使い方を理解する


日本人に限りませんが、我々はあまりにも薬に頼りすぎている節があります。

TVコマーシャルでは様々な薬が宣伝され、病院に行けばどんな診断結果であれ何かしら薬を処方されるのが通常。

体調を崩したら何はともあれ薬で何とかする、という考えの人が大半でしょう。

しかし先ほど書いた通り、どういうメカニズムで体調が崩れているのか、ということを理解すると、薬を使うことが必ずしも最善の選択肢ではないことが往々にしてあります。

あまりにも熱が上がりすぎて、身体の機能が破壊されかねない、という状況にまでなっているのであれば、緊急避難的に解熱剤を使うのはありでしょう。

このような薬の使い方を「対処療法」と言います。

一方で、病気の本来的な原因を探り、そこにフォーカスして根源的な原因を取り除くように治療を行うことを「根本療法」と言います。

根本療法は、薬を使うとは限りません。というか、薬を使う根本療法というのは基本的にありません。

病気の原因が不規則な生活から来るのであれば、例えば早寝早起きをすることが根本療法になるでしょう。

食生活であれば、コンビニ弁当に頼らない、添加物や農薬を避ける、糖質を控える、などが根本療法になるでしょう。

いずれにせよ、本来的な原因を探ろうとしない治療をやっても、いつまでたっても病気は改善しません。

原因を探ったうえで、本当に薬が必要ということにならない限りは、薬を使うのは基本的に控えたほうがよいでしょう。その前提として、薬に関して初歩的な部分だけでも勉強をしておくことが肝心です。

自分の健康の責任を取るのは自分自身


「自分は医者や薬剤師じゃないんだからそんなの無理だ」と思われる方もいるでしょう。

ですが、ほかならぬ自分の身体です。自分が自分の身体のことを真剣に考えなかったら、誰が考えるのでしょうか。最後に健康の責任を取るのは、自分自身です。

医者も人間です。万能ではありません。間違った診断をすることもあります。

人任せにせず、情報を自ら取りにいき、正しく自分の身体と向き合ってみてはいかがでしょうか。

~編集後記~
・昨日は一日中発熱と喉の痛みでねこんでいました
・どや顔でお気に入りの毛布でくつろぐ猫

ドヤァ(なみ)


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