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【開業に向けて_その3】名刺からタスクを逆算する

現在2024年6月1日の開業に向けて準備を進めています。
その中で、あくまで私のケースですが、開業に向けてどのような準備・手順を踏んでいるのか、シェアしてみようと思います。
何かご参考になれば幸いです。

独立を決めた経緯や理由はこちらの投稿に書いていますので
よろしければ見てみてください。

今回は「名刺からタスクを逆算する」です。


開業前までに何をしておくべきか?


「さあ、開業に向けて準備していこう」
と、息巻いたのはいいものの、では何をどの順番で進めていけばいいのか?
ぼんやりとしてしまうことも多いと思います。私もそうでした。

実際に開業するまでの期間は人によって様々ですが、必要なタイミングで必要な準備ができていないと、なんだか焦ってしまいますよね。

その中で、独立して必ず準備しなければいけないのが「名刺」です。
ここから逆算すれば、ある程度のタスクの優先順位がつけられるかもしれない、と考えました。

名刺に載せるべき要素


デザインはいったん置いておき、名刺に載せるべき要素は何でしょうか。
公認会計士としての独立であれば、一般的には例えば以下が考えられるかと思います。

  • 事務所名

  • 氏名

  • 事務所の住所

  • 電話番号(事務所の番号、あるいは携帯電話番号)

  • メールアドレス

  • ホームページやSNSのURL

  • プロフィール写真

この要素を見たときに、私は下記疑問にぶつかりました。

「事務所名って、会計士協会に変更届け出が必要だった気がするな」
「事務所って借りなきゃいけないんだっけ?自宅兼事務所でもいいのか?でも自宅の住所を名刺に載せるのはちょっと…」
「電話番号は090~よりも03~のほうが信頼感あるよな。でもうちは固定電話ないし、費用も気になる。あとプライベートとは分けるべき?」
「メールアドレスはGmailとかのフリーアドレスもあるけど、独自ドメインのほうが信頼されるってきいたことがあるな。どこで取得するんだろう?」
「ホームページを作ったほうが集客力は増すけど、どうやって作るの?SNSはどういうコンセプトで発信するのがいいのか?」
「プロフィール写真は自撮りでもいいのかな?プロに頼んだほうがクオリテ委は高いだろうけどコストもかさむし…」

このように名刺に記載すべき要素には、実は開業に必要なタスクが多く詰まっていることに気が付きました。

優先順位をつける

この要素が把握できれば、次は個々の要素について調査・検討していくことになります。

個々のノウハウについてはいつか別の記事で触れていければと思いますが、主には、自身の仕事スタイルはもちろんのこと、用意に要する時間・コストあたりが検討対象になるでしょう。

そして着手すべき優先度を決めたら、あとは1つずつクリアにしていく、という流れです。

もし独立を決めたはいいものの何から着手していいかわからない、という方は、名刺の出来上がりをイメージしていただくと、ある程度見えてくるものもあると思います。

何かのご参考となればうれしいです。

~編集後記~
・ペン字
・読書「絶望の林業」 田中敦夫 新泉社 読了
・勉強
 「IFRS国際会計実務上巻」 EY 第一法規 第3章 財務諸表の開示及び方針
 「M&A財務デューデリジェンス入門」 ㈱G&Sソリューションズ編、山田勝也監修 有形・無形固定資産、有価証券投資、保険積立金、有利子負債、賞与引当金、退職給付引当金、その他引当金


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