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人の多くは「遅い」から

※最近「トンマ」という言葉を良く聞く。それが何となく耳に残っている。ちょっと深掘りしてみた。

【「トンマ」の景色】
人間は、論理ではそうしなければならない、と、わかっていても、感情はすぐには切り替えられない。時間がかかる。逆に言えば、感情の軛(くびき)からすぐに離れ、自らの感情を論理で作っていくことを素早く出来る人が、優れた人、ということになる。そういう素早く自分を変えて行ける人から見れば、感情に流れ自分を変えて行けない人、あるいは、何らかの理由でチェンジが遅い人が、宮台真司くんなどの言うところの「トンマ」なんだな。おそらく。

【トンマの種類】
ただし「トンマ」にもいくつか種類があって、本当に自分の気持ちや感情の切り替えが下手な人もいれば、自分や自分の親族の生存のために、組織にいる組織人でいる必要があり、自分一人では決定して動くということが素早く出来ず、組織内の他の人を動かさなければならないなどの理由で、チェンジが素早くできるのに、その力を殺されている、という人もいるだろう。

【あなたが「トンマ」にならないために】
けっきょく、そういう自分の状況を客観的に自覚して、行動を起こすことが「トンマ」ではなくなるために必要なことなんだろうな、と、最近は思う。

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