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生き残りの法則

【生成AIで無くなる仕事はある】
生成AIができても、自分の仕事は大丈夫だと思っている人が多いように思えるが、それは違うだろう。自分の好みや嗜好に合わないものを拒否すれば、嫌なものは自分のところには来ない、と思っている。しかし現実は違うだろう。

【人間の歴史が生き残るものを選ぶ】
これまでの人間の歴史を見れば、はっきりとぼくらは「効率」「生産性」という基準で「手作業ではなくオートメーションでの製造業」を選び「アナログよりデジタル」を選び「インターネットのない社会ではなくインターネットのある社会」を選ばざるを得なくて、選んできたのだ。私たちは誰がどう言おうと「スマホのない世界ではなくスマホのある世界」を選んだのは事実だ。

【効率は「お金」という数字で分かりやすく表現される】
現代は貨幣経済というものがあり、それが数字という誰が見てもわかりやすい指標で「効率」「生産性」を教えてくれる。そしてそれは「生か死か」を分かりやすく数字にしたものでもある。

【選ぶ。生きるために】
私たち人類は群れとして生きるために「選んできた」のであって、非効率より効率を良いこととしてきたにすぎない。非効率とは、飢えを生むから、そこには戻りたくても戻れない。

【選んだ道は後戻りできない】
であれば、人類は「古くて非効率なもの」には戻ることはできない。たとえ古いものにノスタルジーを感じるにしても、たとえ古いものを新しいものより好ましいと思ったとしても。

【残るのは「好ましく思うもの」「新しいもの」ではない】
新しいものは、全てが効率をあげるものではないから、効率をあげられない新しいものは淘汰され、なくなる。新しいことが全て正しいということもない。好ましいと感じるものが生き残るわけでもないのは、多くの人が経験しているだろう。

ただ、効率がより高いものだけが生き残る。

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