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スマホ高騰時代なんだから「価格の高い高級機」は要らないよね。

【iPhone値上げ】
報道機関なども軒並み取り上げた通り、日本のスマートフォン市場で7割近くのシェアを誇っているApple社の「iPhone」シリーズの「値上げ」が、公のこととなった。また、その原因についてはどの報道も「日本の(超)円安」と「半導体不足」を語っているのは、ご存知の通りだ。iPhoneは安いモデルでも一括支払いの場合、2万円ほど以上の値上げになり、上位機種になると、25万円を超えるモデルまで出てきた。今どき、日本メーカーの名前の刻印されているPCでも20万円も出せば非常に良い機能のPCが買える(台湾メーカー製であれば、数万円というものもある)いま、この価格はやはり「高い」と感じることが多いのではないか。しかも、1年で新モデルが出るが、そこでの買い替えをするとしても、更に高い価格になる、と言われている。

【でも新しいスマートフォンが欲しい】
とは言うものの、気分を上げるために新しいスマートフォンを現在持っているiPhoneの新機種にする、という「毎年・2年毎の買い替え」をするとすると、さらなる支出があるだけでなく、日本のみならず世界の不況で、個人の収入は減っていくのはわかっていることでもある。実際、感染症の世界的流行、物流の滞り、地域紛争の激化で分断されるサプライチェーンで、通販最大手のAmazonを見ても、多くのハイテク商品の値上がりが確認できる今日このごろだ。しかも、そのAmazonでさえ、直近は売上を下げているという。

【スマートフォンは生活必需品】
結局、スマートフォンは手放せない生活必需品になり、急病や事故などの緊急時のインフラとしてのスマートフォンは「持っていないと危険」という時代になった。加えて税収が減っているうえに、感染症の対応などで支出も多い日本の政府や自治体のサービスも「経費削減」のために、スマートフォンなどでのオンラインのサービスを増やさざるを得ない。実際、それは増えていくことは目に見えている。スマートフォンを持っていないと通常の住民サービスを受けられない、ということもそろそろ始まるだろう。友人や親族との連絡のLINEやメッセンジャーも手放せない。それが「必需品」である以上、手にする必要がある。それが現代のスマートフォンだ。

【同じことが同じようにできるのであれば、より安いものがいいから】
結局、必需品である以上、手にしなければならない。しかしそれは価格が上がっている。安いものはないか?できれば同じような質感でちゃんと使えるもの、となれば、最近はiPhoneと比べて、非常に安いにもかかわらず十分な性能で十分な機能のAndroidのスマートフォンを選ぶ人も増えてくるだろう。時代は変わっていくのだ。

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