いないサンタクロース

Q:  「私」がいないと、よく言われますが、意味がよくわかりません、わかりやすく説明してくださいますか?





A:   子供の頃は、サンタクロースが、クリスマスイブの夜、プレゼントを持って来てくれると、完全に信じていましたよね。実際プレゼントももらいましたよね。








それが小学生高学年?くらいのときに、サンタクロースは想像上のもので、プレゼントは親が寝ている時に枕元に置いていてくれたんだ。
と、一旦理解したら、、







2度とサンタクロースは、実在するとは思えないですね。







まさしくこの例えと同じで、「私」という主体者、行為者はいなく、単なる「私」というイメージ、感覚が起こって来ているだけです。







「私」が人生をコントロールしているし、コントロールしている「私」がいるという、感覚が起こっているだけです。







前記の例えのサンタクロースと同じ立ち位置です。







ただ「私」という感覚は強く起こってきます。
それも、強く起こってきているということが起こっているだけです。












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