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冷え込む求人倍率。キャリアのこれから

就寝前のスマートフォン。
これやると、寝るのが遅くなって次の日が辛い。と、いうのは分かっているのだけど、昨日もついやってしまいました。

しかも、見始めたら止まらない。
宮迫博之さん×中田敦彦さんがパーソナリティとなり、ゲストを呼んで話すトーク番組【Win Win Wiiin】。

各所で話題になっていますが、とてもオモシロイ。
テレビで報道されている事の裏で何があったのか、どんな事を考えていたのかを赤裸々で話しているので、まるで謎解きの種明かしをされているような気分でした。

これが、打ち合わせなしで収録されていると思うと(裏現場の様子もアップされてます)、3人とも恐ろしく頭の回転が速いと思う。

一番印象深かったのが、手越さんがジャニーズを退所した理由。コロナウイルスで公演や撮影が次々キャンセルになる中で、個人で活動する方が、YouTubeなど含めて幅が広がる、と退所を決意。

「アイドル人生の半年、1年ってめちゃめちゃ大事。演者としては見た目も老けていくし、体力も落ちていくし、心の体力も落ちていくし。(略)いつ回復するか分からないウイルスを待ってる暇は僕にはない。」

関係者やファンの方含め、様々な意見や葛藤があった事は想像にかたいですし、賛否両論あると思います。独立の賛否は置いておいて、私は、よくこの状況下で決断できたな、と思いました。

有効求人倍率の低下や失業率の悪化がテレビのニュースで流れます。

嵐が吹き荒れているような状況で、「転職は辞めて、今は様子見よう」と考えて留まる人、いっぱいいると思います。ジャニーズ事務所のタレントだって状況は同じではないでしょうか。

このタイミングで、安泰の大手企業を辞めて独立するっていう、その覚悟が凄い。「寄らば大樹の陰」で、皆が大木の下で風雨をしのぐ中、一人飛び出していくようなものです。

そして、それが行き当たりばったりではなく、数ヶ月前から計画されて進められていたことにも、賢さを感じました。テレビから伝わる陽気なチャラ男キャラとは、また違う一面。

私は悪いニュースを見聞きすると、心がキュッと縮んで一歩が踏み出しづらくなります。そうした不用意に心が揺れてしまうことと、冷静に状況を判断することは本来違うことなのですが、不安が判断力を奪いがちです。

手越さんのような選択が誰にとっても正解だとは思いませんが、あの強靭なマインドは見習いたい。電通の社員個人事業主化のニュースを見ても、「寄らば大樹の影」から、一人ひとりが自分のキャリアを考えて動かねばならない世の中の流れは、加速しそうだなと思います。


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