ネットで8割決まる?採用者に選ばれるために伝えたい情報発信の落とし穴
「電話待ってましたよ、車検切れますよね?」
着信を折り返したら、去年利用した車検会社の方からの電話だった。
これまでも数回電話はかかってきていたが、「また日程調整してから連絡します」と答えることを繰り返していた。
今回の電話の主は、以前の方よりもずいぶん距離が近い。
「で、予約いつにする?」と、次はため口になった。
「ご予定があいたらご連絡下さい」と、言っていたこれまでとは打って変わって、ずいぶん距離を詰めてくる。あと少しで車検が切れるのは事実だし、何となく流れにのって、予約を入れてしまった。
しかし、電話を切った後で「待てよ」と思う。
去年の流れで安易に決めてしまったけど、ちゃんと、あいみつ(相見積もり)とった方が良かったんじゃないか。
ホームページで他の選択肢も調べた方が良かったんじゃないか。
担当者のテンポ良い会話の流れに、玄人営業マンの匂いを感じて、こちらまでビジネス然としてしまう。
パソコンを立ち上げて、価格、自宅からの距離、評判(口コミ)の3つの評価軸を立て、ネットでざっと調べる。
3つ候補を挙げて、各社のホームページをよく見た結果、結局、予約をキャンセルして別のところにお願いすることになった。
私の購買行動は、きっと仕事を探している方も似ているものがあるのではないだろうか。
求人記事を見て「いいな」と思ったら、
その次は、インターネットで会社のホームページを見たり、
会社のSNSを見たり、時には同業他社を調べたりするだろう。
面談している採用担当者が、入社日を急かしている空気を感じたら、
余計にネットで調べたくなるかもしれない。
その時、自社の情報はインターネット上に十分出されているだろうか。
求人記事や面談など、求職者に向けたコンテンツだけを見ていると思ったら間違いだ。
DRIVEキャリアを通じて何人も採用されている企業・団体さんのホームページを見ると、やっぱりホームページに掲載されている情報も充実している。
リアルとインターネットは常に背中合わせ。相手に会う頃には、ネットで8割勝負ついているかもしれないよ。
・・と、そんなことを思った、車検の予約切り替え話でした。
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