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オフィスの引っ越しで、人生で一番時代の変わり目を実感した件

勤めているNPO法人ETIC.のオフィスが、
渋谷から引っ越すことになりました。

理由はいろいろありますが、
大きな一つは、コロナ禍におけるリモートワークで、
オフィスの素材意義が低下したから。
低下・・というか、変わった、でしょうか。

リアルにみんなが集まることでしか出来ない仕事って何だろうね?
何のためにオフィスってあるんだっけ?

強制リモートワークの数ヶ月を経て、
オフィスの本質があらわになり、見直しにつながりました。

次のオフィスは、今よりもっとコンパクトになり、
働き方はリモートワークがベースになる予定です。

◇◇◇

思えば、「ティール組織」の本が、
全社員に配られたのは2018年春のことでした。


マネージャー不在。課題に気づいた人が、
周囲に助言をもらって物事を進めていく「自主経営」。
ありのままの自分をさらけ出し、互いに認め合うこと。
組織の存在目的は何か?に向き合うこと。

2018年当時、これで本当にうまくいくのか?
と色々懐疑的でした。想像ができなかった。
そんな中、代表の宮城さんが、
「ピラミッド型の組織には戻らない、ティールで行く」と
方向性を指し示したことを思い出します。

2020年の今振り返れば、
コロナ禍で引き起こされた変化に適応するのに、
すべてが必要な考え方で、絶妙なタイミングでした。

「引っ越し」は業者やマネージャーが先導切るのではなく、
有志がチームを組んでリーダーシップをとって進め、
(オフィスByeByeプロジェクト)

新オフィスは、
「どんなオフィスで働きたいのか」を社員全員で考えながら、
デザインされていく予定です。

表面的には、「オフィスの引っ越し」ですが、
2年間かけて培ってきた組織体制の変化、
ペーパーレスが急速に受け入れられるようになってきた社会変化など、
目に見えない、いろんな事が背景に絡み合っています。

もし、2018年より前にオフィスを引っ越すとしたら、
今と同じ形にはならなかっただろうな。

のり、はさみ、ホッチキス、ファイル・・など、
新オフィスには不要なものを袋にまとめていく作業をしながら、
(これ、全部紙があるから必要だったんだもなぁ・・リモートワーク=脱ペーパーだなぁ)なんて、ぼんやりと。

今まで生きてきた中で、これほど時代の変化を感じたこともなかったな、と思う今日この頃です。

◇◇◇
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