見出し画像

子どもたちの将来の夢、の先

「将来の夢は地方公務員です。なぜならお給料が安定しているからです」

小学生の授業参観で出てきた子どもたちの将来の夢の話を、友達が教えてくれた。クラスで自分の夢を発表しあったそうなのだが、おしなべて皆、夢の内容が現実的で「夢がない」という子も複数人いたそうだ。高学年になればYoutuberも挙がってこない。

子ども自身にもいろんな背景があるので、一概に良いも悪いも言えないと思うのだが、冒頭のは、背後に大人の影が見え隠れして、口の中で砂利を噛んだような感覚が広がる。

地方公務員が安定している、なんて何を根拠に誰が教えたんだろうなぁ。
ここから先、君たちはどんどん人口が減っていく時代を生きるのに。
そんなセリフが胸の中でぐるぐる洗濯機みたいに回る。

◇◇◇

昔のように「プロ野球選手」がずらりと並ぶことを賛美するつもりはないが、少なくとも、昔の子どもたちは、「プロ野球選手になれるかもしれない」という希望を抱くことができたのだと思う。

今はインターネットで様々な情報が手に入る分、自分の可能性を無邪気に信じることが難しくなっているのかもしれない。

大人だって検索かけて近道を探して生きているわけだから、子どもの様は大人の写し鏡でしかないのだけれど、自分の可能性を信じず「この辺りで」と、若い時分に早々に手を打ってしまうのはあまりにももったいないと思うのだ。

改めてDRIVEキャリアを眺めてみると、子どもたちの将来の夢の先と、求人のラインナップは、漢字の八の字ように全く明後日の方向に進んでいるように思えた。

子どもたちどころか、大人にだって「こんな仕事があるんですね」と言われるのだから、八の字で当たり前だけど、言いたいのは職種や給与など表面的な話ではなく、可能性を信じる度合いの話だ。

”その仕事が、きっと世界を変えていく”というキャッチフレーズと、給料が安定しているから地方公務員になりたい、という子どもたちの夢は、いつかどこかで交錯するのだろうか。

DRIVEキャリア自体がそもそも全員に興味を持ってもらえる求人サイトだとは思ってないのだけど、ただただ、すべての子どもが自分の可能性に希望を描ける世の中であってほしいと思う。

あなたたちには無限の可能性があるよ、ということと、これからの未来はあなたたちが作っていくんだよ、ということは、折に触れ、子どもたちに伝えていきたいと思うのだ。

*****************************
世界を変える、未来を創る仕事に出会う求人サイト「DRIVEキャリア」
http://drive.media/career

個別キャリア相談(無料)もやっています
https://etic.or.jp/yourfuture/

******************************

サポートしていただいたら、「社会を変える、未来をつくる」仕事をしている皆さまのnoteを探して”サポート送り”しようと思います。