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印象は多角的なものだから

 わたしは顔タイプ診断というツールを使って、似合う洋服やアクセサリーなどをご提案しています。

 パーソナルカラーではボディカラーに調和する色がわかり、骨格診断では骨格を元にスタイルアップするような洋服や素材、着こなしなどがわかりますが、顔タイプ診断はずばり「顔」のイメージに似合うものがわかる診断です。

顔タイプ診断は、顔をものさしで計測し、

大人と子供のバランスと
直線と曲線の量で細分化し
似合うテイストを診断します

 非常にわかりやすく、よくできた理論だと思います。私自身この理論を学んだ時、自分になぜコレが似合う(似合わない)と感じるのかを納得できました。

 ですが、たくさんのお客様とお会いしていて、徐々に難しさも感じ始めました。それは、顔が大人(子供)だからと言って全体の印象が大人(子供)っぽいとは言い切れないケースもあるからです。

 当たり前ですが、実年齢も違っていますし、顔だけでなく体格も違います。動いたり話したりもするのだから、例えば背が高いと低いでは
低い方が若く、声が高いと低いでは高い方が若い。

 動きがキビキビした人とゆっくりした人では、キビキビした人が若く感じますし、話し方も印象を左右しますよね。

 ですので色々な診断を受けた結果と、自分に近い人から言われるイメージが合っていないと感じるときは、診断以外の要素や内面的なものが影響していたりします。

 わたしも診断では、上品で優しい色合いで、大人しい雰囲気のものが似合うのですが、夫と買い物に行くとアニマル柄のワンピースなどが「似合うよ」と勧められます。

 アニマル柄は夫の好みで言ってる訳ではありません。夫はカジュアル派で「Tシャツ+デニム+キャップ」のような女性が好きですから。←全く似合わない・・(笑

 さらに言うと、数年前まではアニマルは似合わないと言われていました。ですが「今のわたし」は、ヒョウ柄ワンピースが似合うキャラのようです(夫目線)

 人の印象って近しい人であっても変わるもの。初めましての人に与える印象も、外見オンリーではなく多角的なものだと思います。

 多角的ってどうしたら分かるの?と思われる方に、わたしがおすすめしているのは着画と動画です。鏡だけでは客観的に自分を見る事ができません。洋服を着て全身写真を撮る。できれば前からだけでなく横や後ろからも撮ってみると、バランスがよくわかります。
 動画で歩いたり話したりしているのを見ると、自分ってこんな感じなのかと良くも悪くも腑に落ちます。

 太って見えるなぁ とか
 おばさん臭いなぁ とか
 案外イケてる? とか(笑

診断も良いですが、自分を一度引きで見てみるのも良いと思います。


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