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内側が銀色の牛乳パックの回収メモ

■牛乳パックの中には焼酎の紙パックなどの内側が銀色(アルミコーテイング)のものがある。

ウチで出し
た焼酎のパックの開き

銀色の裏があるパックを一般の白い紙パックと一緒に溶かして再生紙の原料にしようと攪拌する機械に入れると、銀紙部分がバラバラに千切れて再生紙の原料にならないそうです。

焼酎の紙パック等のアルミコーテイングの紙パックは、それ専用の再生紙の工場ところに送るルートを持っている先にしか出せないようで、一般的には回収されない。

■回収している一部のスーパー
東京都東久留米市スーパーマルエツで

マルエツ

回収している一部の自治体
埼玉県新座市 西堀・新堀コミュニティーセンター

埼玉県新座市 西堀・新堀コミュニティーセンター

■一部の生協
東都生協(コープ)では、内側がアルミコーテイングの紙パックの回収もしてるようです

追記 ⬇️テトラパック社の公式サイトの一部で、アルミ付き紙パックの回収をしている拠点がわかる


牛乳パックも昔は再生紙にする工場がなかった。
バージンパルプを使っているのもかかわらず、可燃ごみにするしかなかった。もったいないと言われ、牛乳パックを使った手すき葉書の作り方が記事になるようになり、その後牛乳パックの再生紙工場ができ、回収されるようになった。
アルミコーテイングの紙パックについてはまだ難しいのだろう。

昭和の終わりだったかのリサイクルについての講演会で、全国で2ヶ所、家庭からのアルミホイルを回収している自治体があると聞いて驚いたが、そこは自治体の中にアルミの工場があるので出来る話だと聞いてなるほどと思った。

自分としては、裏がアルミコーテイングの紙パックでも、豆乳やヨーグルトのパックのように、開いた後によく洗わないと保管してるうちに匂うような種類の飲料もある。

牛乳パックが資源化されるようになった頃、牛乳パックを開いて洗うにも水というしげを使う(もっと言えばガソリンを使って再生紙の工場に運ぶわけで)、洗ってリサイクルに出すより可燃ごみにして燃やしたほうが環境負荷がかからないのではという話が出ていた。

それで自分としては無理をせず、白い牛乳パックとアルミコーテイングの紙パックは開いてリサイクルに出し、たまに買う豆乳などのベタつく飲料に紙パックは可燃ごみに入れるなどしている。



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