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コロナ禍で中止になった東久留米市内のルネサンスの廃食油の回収

東久留米市にあるスポーツクラブルネサンスの入口には、廃食油の回収容器があった。

東久留米市のスポーツクラブルネサンスで2014年頃から家庭の使用後の食用油を受け付けていた。画像は2014年の環境フェスティバル用に個人で作った原稿。
⬇️「私のエコ自慢」で10点出したうちの1枚⬇️

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↓ペットボトル等に入れた天ぷら油の持ち込みが増えたようで、2019年には下のようになっていた。

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2019年頃のルネサンスの食用油回収ボックス
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フタを開けたところ

使い終わったてんぷら油の入ったペットボトルを、回収ボックスのフタを開けて入れる。

フタ

が、2020年8月頃にルネサンスは回収を止めてこうなった⬇️
東京油田との契約を打ち切ったのだろう。その理由はすぐ想像がついた。

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2020年、日本では横浜港に到着したダイヤモンド・プリンセス号に始まった新型コロナウィルス禍で、企業や商店は削れる経費をとことん削ったのだ。
 
ルネサンスは集まった油を東京油田に依頼して引き取ってもらっていたので、持ち出しボランティアである(東京油田に年間1万円以上の回収料を支払っていたはず)。今まで有り難うございました。

スポーツクラブ・ルネサンスは、例年6月実施の東久留米市環境フェスティバルにはエコ活動をしているというPRを持って企業出展していた。
その後も廃食油の回収は復活していない。
2023年6月に、4年ぶり(2019年6月に催されて以後、コロナ禍の自粛で催されなかった)に催された東久留米市環境フェスティバルでは、ルネサンスの出展は当然なかった。

東久留米市にはごみ行政による家庭の食用油の分別回収がない。こうしたボランティア頼みである。ボランティアは善意に頼っているので、こういう欠点がある。
  いつまでも あると思うな ボランティア

■備考
ルネサンス会員でなくても持ち込みして良かったので、私も何度か漉して使用して古くなった天ぷら油をペットボトルに入れて持っていった(一時期、会員だったことはある)

天ぷら油

定点観測。数ヶ月に一度油を持って行った時に写真を撮った。

2018年2月4日日曜
2019年11月21日 木曜日 16:36
2019年11月21日

備考
となりの西東京市では、市が台所の使用済み天ぷら油の分別回収をしている。

西東京市のサイトよりスクショ

西東京市は家庭ごみの戸別収集で、そこで廃食用油や不要になった小型家電の回収もしている。
東久留米市では廃食用油の回収もしていないし、小型家電は地域センターなどに置かれている小型家電回収ボックスまで持っていかないと出せない。
東久留米市は数年前に学校給食などの天ぷら油の回収実験をした年もあったようだが、制度としての実施には至らなかった。東久留米市行政にいろいろ要望を出しているが、やる気が以下略

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