木を見て森を見ず…では音楽的にもまずい!【メンタルブロックストラテジー・Vol.1063】

ギター(ベース)のアンプからの
音のセッティングが…

ドラムのボリュームが…

ボーカルの返し(モニター)が…

でもちょっと
待ってください!

確かに単音だけだと
イメージとは違って
聴こえるかもしれませんが,

それがバンドの
アンサンブルになったら

どう聴こえて
くるのでしょうか!?

だいぶ1パートだけの
時よりも印象が変わって
来ませんでしょうか!?

「ギターの音作りが
上手くいかない…」

「ボーカルマイクの返しが…」

というように,

「一部分のパートだけ」

の音の印象をいくら
細かくセッティング
したところで,

結局はステージの
全員でアンサンブルが
作られていくことを考えると,

全員でアンサンブル
している状態でお互いの

音を聴き合いながら
調整していった方が,

全体が良くなるのでは…
ということに
なりませんでしょうか!?

言い換えれば

「自分自身の出音
(自分が言いたいこと)
にしか興味がない」

ということに
なっていませんか!?
…ということです!

ガッチリとリハや
サウンドチェックを
したライブであっても,

ジャムセッションで
あっても,結局
オーディエンスの方々が
聴いておられるのは

「アンサンブル」

ですので,

お互いの音を
聴きあっていないのは,
アンサンブルに
なっていない…

会話では
コミュニケーションが
成立していない
状態だと言えます!

これには

「ステージ上で
共演者の音を聴く」

ということが必要に
なってきます!

実はこれはある意味,
演奏力よりも重要だと
私は考えていて,

普段の演奏から
意識していかないと

いつまでも身に
付かないモノでも
あると考えています!

アンサンブルも会話も

「木を見て森を見る」

ことがとても
大事だと思うわけです!

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