スタンバイ

空いた肩口 埋めてくように 息を合わせて
ただの生活 続くように 横顔見ている

忘れた手紙 探しながら ふっと笑って
日向が返る そんな日の午後 遠くはないけど

背中越し ひと時間 気づいてたのかな?
少しだけ 暖かい 布団のような 手の中

空回る声に 思い切りじゃれついて
「恥ずかしすぎる」なんて 言わせて
少しだけの不安に ぬくもりの言い訳
耳をすませるように 眠ろう

通り過ぎる 友達から ひとことだけ
背中叩く あの強がり 体起こして

何も見えない ふりをしながら 夕陽は帰る
「何を食べよう?」そんな日の夜 頭のより道

待たされる ひと時間 気づいてたんだね
少しだけ 新しい 枕のような 手のひら

震えてる声に 思い切り抱きついて
「夢が覚めたら」なんて 言えない
なんとなくの不安に 涙ぐむ言い訳
君を感じるように 眠ろう

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