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♪ 雑記 ~テレビ体操愛、あふれる~

オチのない雑記 _ 2021.8.11


今日のイラストに描きましたが……

「テレビ体操」という番組を知っていますか?

イラストに描きましたが、教育テレビ(Eテレ)の 朝 6:25~6:35 の10分番組で、前半およそ6分でオリジナル体操を、後半およそ4分でラジオ体操をやっています。今日はこの「テレビ体操」について、熱く語りたいと思います。

どうなの? みんな、運動してる? テレワークになっちゃって全然動いてないわーとか、肩こっちゃってるんだよねーとか、そういう人はちょっと見ていってください。珍しく、ちょっとためになること、書きます。たぶん。


まず、ラジオ体操と聞いて思い出すのは、小学校の夏休みですよね。

子ども会の役員をしていたので、役員は朝6時に校庭集合、校門の鍵開けをして待機、ラジオ体操が始まると前に出て体操をして、子どもたちに見本を見せるという任務があります。

見本ですからね。ラジオ体操第2の2番目の体操がゴリラみたいだからといって、恥ずかしがっていてはいけません。むしろ元気よく「ウッホッホ」と言いながらゴリラの顔真似をするぐらいのことをしないと、子どもたちのやる気を引き出せません。


そして、そんな子どもたちの小学校生活が終わると、親としてはラジオ体操をする機会がとんとなくなりますよね。

わたしは保育士をしていたときに、体を動かす活動の年間目標が「ラジオ体操をする」だった年があり、週に4~5回は子どもたちと一緒にラジオ体操をしていました。しかし、本当にその1年間だけ。自らラジオ体操を毎日やろうという人は、あまりいないのかなぁと思います。


保育士をやめて在宅ワーク業に戻ってからは、買い物と友だちとのランチぐらいしか出かけない生活に戻り、体を動かす機会もなくなっていました。

そんな中、コロナウイルス流行による休校です。

わたしの運動不足はいつものこと、健康に支障が出ないのであれば、できれば運動なんてしたくない、いつでもゴロゴロしていたい…というスタンスですが、子どもはね、やっぱり運動って成長に欠かせないものですし、体を動かさないとストレスもたまります。でも、緊急事態宣言も出てしまい、どこにも出かけられなくなってしまったわけで(当時、息子が高校生、娘が大学生)。

そこで、「毎日ラジオ体操しよう」と子どもたちを誘ってみました。調べたら、ラジオではなく、テレビでラジオ体操をする番組があると。そこで、上に書いたEテレの「テレビ体操」という番組にたどりつきました。

ラジオと違って、覚えていなくても、見て真似してやればいいので、わかりやすいです。それに、ちゃんとポイントも教えてくれる。真正面からではなく、横からのカメラアングルもあり、足がどうなっているかなど、とても良くわかります。

イラストに描きましたけど、ラジオ体操第1の2番目の体操、かかとを上げるって知っていました? つま先立ちで手を振るんですよ。無理じゃね? グラグラしちゃうじゃん。でも、これ、毎日続けていると、ちゃんとできるようになる。足の筋力、少しついたのかも!と、成長を感じられる○○歳。


はい、ここで、「ラジオ体操なんて運動のうちに入るかよ」って思った人、正直に挙手。

なめてもらっては困ります。ラジオ体操、本気でやると、ぱねぇっす(言い方な)。ランニングのような有酸素運動とは違いますが、ストレッチとしては優秀です。普段伸ばさない部位、すごくよく伸びます。特に、肩まわりや背中、年齢が進むと上がらなくなるという腕。四十肩、五十肩の予防にも最適。肩こりの人も、少し解消されるかもしれないよ。知らんけど。


しかも、この「テレビ体操」という番組の前半でやっているオリジナル体操が、とてもよく考えられていると思います。ラジオ体操では使わない部位のストレッチや、スクワットのような筋力トレーニング的なもの、頭で考えながら手足を動かす脳トレのようなもの、いろいろな運動があるのです。

そして、「みんなの体操」という、曲に合わせた体操が週に何回か入りますが、それ以外の部分の体操が、月曜から日曜まで、毎日違うんです。次の週からは、また同じ1週間の繰り返しになりますが、それも2~3か月に1回ぐらいのペースで、全変更されます。

この前半6分のオリジナル体操のおかげで、おなじみのラジオ体操も飽きることなくできるというわけです。すごい。よく考えられている。ありがとう、テレビ体操。

ちなみに、毎日のラジオ体操は第1か第2のどちらかをやり、週に1度だけ両方やる日があります(その日は、2つの間に少しだけオリジナル体操を挟みます)。


余談ですが、ウォーキングに行くと、土手でラジオ体操をするおじいさんがいます。ラジオをかけて体操するのではなく、なぜかラジオ体操の中の1項目だけ。1日1項目のみ。覚えられないからかな。

手を左右斜めにぶんぶん振る体操、延々とやってる。わたしが通り過ぎて、また戻ってきたときも、まだぶんぶんやってる。そして、次の日、体をぐるぐるまわす体操、延々やってる。戻ってきても、まだぐるぐるしてる。ちょっとおもろい。


そんな感じで、コロナで休校になったことをきっかけに始めたテレビ体操、わたしは今でも続けてやっています。息子が出かける用意をする時間とかぶってしまってできないときは、録画してまでやっています。

ちなみに、子どもたちはやっていません。3日坊主とかではなく、休校で「毎日ラジオ体操しようよー」と誘った時点で、2人とも一緒にやってくれませんでした。かあちゃん、ひとりさみしくテレビ体操。


わかっていただけました? 「テレビ体操」のすごさと、わたしの「テレビ体操」愛。ほら、ちょっとテレビ体操してみたくなったでしょ?

中島くんもきっと言うよ、「磯野ぉ、テレビ体操しようぜー」


注意:決してNHKのまわし者ではありません。




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