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7月11日 YS11の飛行試験1号機がロールアウト(1962年)

戦後初の国産旅客機と言うことで昨今の「ニッポンスゴイ」の文脈でも引き合いに出されたりするんだけど、実際調べてみると、操縦性能も機内環境も最悪でパイロットには不評だったとか、技術偏重と役人気質で営業的に無能な会社とか、残念なところだらけで、こうして後世の赤の他人からしてみるとそれもまた味わい深かったりするものですね。
軍用機の設計の経験しかなくて旅客機がどれくらいの耐用年数で作ればいいのかわかってなかったからやたら頑丈に作ってあるってのもよく聞く話だけど、そのせいでやたら重くて操縦性能悪化の原因になってた、て言うから操縦するほうは大変だっただろうけど、21世紀になっても飛ぶ姿を見られたのはそのおかげなのでそこは感謝したい🙏

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