【ボイトレ・脳トレ・シニアライフ】第52話
N♠「今回からは、声帯その物に焦点を当ててボイトレを進行していくね。そこで、更なる腹式操作と、更なる脱力操作を磨かなければ成らないから、脳トレを絡ませながらボイトレを楽しんで欲しい。当然、難度は高くなるけど、虚数に基づいた声質が約束されるから、楽しみだよね。」
B♡「首から上の頭部を意識すると、腹式操作がお留守になるのよね。その上、空洞部の体感反応が皆無だから、カラオケAi採点で判断するしか無いのよね。特に、高い音程は、リキミの罠にかかって思うようにいかないわ。」
N♠「頭部の空洞は受け身に徹するエリアだから、息(虚数)をキャッチングするキャッチャーミットだと思えばいいぞ。その時、息(虚数)の塊を投げるのが腹部の筋肉群による腹式呼吸ピッチャーと考えれば良い。だから、腹部ピッチャーは息パワーを思う存分出し切り、頭部キャッチャーミット目がけて投げ込むのが仕事だ。但し、全てが虚数力依存なので、虚数パワーの雰囲気に慣れる事が大前提だ。息(虚数)パワーが身に染みてきたら、かなりのボイトレ上級者と思って良いぞ。」
B♡「私には、その辺りが漠然として、つかみ切れないわ。まだ虚数君とは親友に成れて無いのね。その為には、実数君が完全脱力するしか無いのね。実数君(筋肉)が、虚数君(息)の言いなりになって最大の密着パワーが生まれると、一歩前進なのよね。」
N♠「密着パワーのイメージが出て来ると、腹式呼吸の基礎工事は完成に近づくぞ。虚数(息)が実数(筋肉)を支配する未体験ゾーンに足を踏み入れたら、次のステップで、頭部エリア(出口エリア)でのボイトレへ移る事になる。
このエリアは、Bincoが今も歯が立たなくて、もがいている部分だ。俺にとっても、最大の難関エリアだったから、生やさしくは無い。俺流には、複素数図表をシミュレーションに参加させて難関突破の足掛かりとしたんだ。一気に頂上を狙うと跳ね返されてしまうから、ボイトレの基本を無視せづに根気よく攻めるのが近道だぞ。」
B♡「頂上登山には王道なしね。私は歌うのが苦にならないから、カラオケしながら虚数カラオケを楽しんで見るわ。
そう言えば、息(虚数)依存を意識し始めてから歌う事が快感になって来たような気がするわね。何時間歌っても、疲労する事が無いわ。たぶん虚数君の見えない何かが働いてるのね。」
N♠「虚数パワーが身に付いてきたら、しめたものだ。「疲れる、という単語は俺の辞書にない」と言う俺の口癖は、虚数世界の中では当然だよね。虚数に頼って実数を忘れ去る人生哲学は、シルバー人生をパラダイスに変えてくれる魔法アイテム!」
【数学好きの方の為のボイトレ数式コーナー】
いよいよ虚数の本領が発揮される場面に差し掛かってきました。虚数ボイトレを実感するには、複素数図表をボイトレパズルのピースとして最大限、活用するのが得策です。
0点・1次元・2次元・3次元・4次元(時間次元)・ベクトル・分数・三角関数・円・球・接線(微分)・積分・波動・・・等が、ボイトレパズルを完成させるピースです。脳トレとボイトレはコラボして初めてシナジー効果を発揮します。私なりの感想ですが、ボイトレで最大の重要ピースは、中心点(呼吸の出入口)=「0点」を初期始動に設定する事だと思います。
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