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【ボイトレ・脳トレ・シニアライフ】第45話


N♠「本日、2024年4月30日はBincoの90回目の誕生日。
Bincoは普通以上にボイトレを楽しむ毎日だから、高レベルの発声が身に付いているね。
Happy Birthday! Happy Your Wonderful Voice! Start Up again from now at 90 years old!

Bincoの今日現在、カラオケDAMのAi採点は、90点にかろうじて指先が掛かっている状況だよな。
この事は、立派なレベルだから自慢してもいいぞ。一般的には、舌根筋が弱まり、誤嚥で肺炎の危機を抱える年齢だ。Bincoには、そんな傾向は微塵もない。誤嚥防御機能がしっかり活躍しているもんな。」

B♡「私には、Ai採点90点は厚い壁だわ。何処をどうすればいいのか、手探り状態なの。」

N♠「よしよし、今回はその辺りの切っ掛けをテーマにしてみよう。
これまで、呼吸器系(実数エリア)と消化器系エリア(虚数エリア)を紹介してきたが、それらを体感的に説明してみよう。
先ず、呼吸器系エリアは攻撃主体のエリアだ。言い換えると、発声時、息(虚数)を吐き出す担当だ。
このエリアと逆に、消化器系エリアは、防御主体のエリアだ。従って、消化器系(頭部空洞~腸空洞)に流れ込んでくる息(虚数)を肛門から、みすみす放出しないで、耐えて我慢する体感を意識するんだ。
つまり、発声時は、腸内に限界まで貯め込んだ息(虚数)を肛門から出してしまわないで、頭部空洞内にある唯一の出口「唇のスキマ」から放出する訳だ。
これらの体感は、我慢の連続なんだ。この時リキンで声を出そうとするのは、もっての外だよね。」

B♡「えっ!ということは、声をだそう、だそうとするのは、間違ってるのね。
私が声を張り上げるとダメだしを受けるのは、防御発声でないって事なのか。
『声を出す』のではなく、『声を出さない我慢』の後に渋々出てくるのが発声の基本なのね。その為に、食道系空洞を十分に活用してるのね。」

N♠「食道系空洞の意味付けが理解出来ると、目から鱗のボイトレ進化が動き出すから楽しみだね。
この体感が、当たり前に身に付くと、90点越えは楽勝だぞ。
攻撃発声は初心者にありがちだけど、Binco年齢になったら尚更、老練さを発揮して、ゆとりのシニアライフ人生を滲ませて欲しいな。」

B♡「結構、人生哲学の香りが漂って来たわね。虚数にこだわって来た意味が、うっすら、ほほを撫ぜて行くわ。」

【数学好きの方の為のボイトレ数式コーナー】
上述のように、息(虚数)は、ディフェンダーのポジションなので、前へ進む歩きよりも、後ずさりする動きです。

息(虚数)を吸い込んで膨張を待っているだけです。膨張の限界まで我慢する訳ですから、図表に描かれたラインは積極的に図表変形をアレンジすると脳トレにジャンプアップの切っ掛けを、もたらしてくれます。


単なる円図形も、♡形や、♢形に変形する事も脳トレ次第です。わずかのスキマから放出してしまう虚数の特徴を図形に取り込んで最大限に活用しましょう。


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