松井裕樹・大野雄大両投手の歩む道

こんにちは。
今回は以前扱った松井裕樹投手と大野雄大投手についてもう一度書いていきたいと思います。
この2人については以前に詳しく掘り下げていますので、お時間ある方がいらっしゃいましたら過去の投稿も合わせてご覧ください!

松井裕樹がリリーフ復帰!

まず松井裕樹についてですが、ようやくリリーフ復帰が決まりましたね。
先発松井裕樹の代わりはいてもクローザー松井裕樹の代わりはいないと以前の投稿でも書きました。その考えは今も変わっていません。ここ最近の先発登板では良い兆候があったとはいえ、それでもクローザーで活躍していた時と比べると投球に大きく狂いが生じていることは間違いありません。やはり松井裕樹の良さを最大限出すにはクローザーが一番ベストだと思います。ひとまずリリーフ起用ということになると聞いていますが、もう一度自分の手でクローザーの座を勝ち取ってもらいたいと思っています。

この配置転換がどう出るかは分かりませんが、楽天の追い上げの起爆剤になるかもしれませんね。今後の登板を楽しみにしております!

大野雄大がまた完封!

昨日の登板で大野雄大がまた完封勝利を挙げました。これで15試合の登板で8回完投したことになりますから、バケモノ以外の何者でもないですね(笑)

そこで、私含めプロ野球ファンが気になってしょうがないのは今季の沢村賞の行方と以前も扱った大野雄大のFA権に関することだと思います。
まず、沢村賞に関してです。沢村賞は7つ項目があって、それを何個達成しているかというのが選考の大きな基準になります。当然候補に上がるのは菅野智之と大野の2人になるでしょう。大野の完投の多さも異次元ですが、それに対する菅野も12勝0敗というとんでもない成績を残しています。2人とも沢村賞に選ばれてふさわしい投手だと思いますので、もうあとは選ぶ人の好みなのかなという感じはしてしまいます。どちらも選びたいというのが本音かもしれませんね。今後、もう少しシーズンが進んだら2人の成績を詳しく比較してどちらが沢村賞をとるか予想していきたいと思います。

続いてFAに関してですが、以前の投稿で大野はナゴヤドームを本拠地にしているにも関わらずフライボールがホームランになりやすい特徴があるので、ナゴヤドームを出るとさらに被本塁打が増える懸念があると申し上げました。巨人ファンの私の視点から見ても、フライボールがホームランになりやすい傾向が強い投手が広いナゴヤドームから狭い東京ドームに移籍して支払ったコストに見合った価値を提供してくれるのかは、どうしても疑いたくなってしまいます。
しかし、最近5試合でホームランは1本しか打たれておりません。ホームランが減るというのはナゴヤドームでの働きに近い活躍をする期待を高めてくれます。現時点でフライボールがどれだけホームランになるかというHR/FBは13.5とシーズントータルでは平均より高めですが、後半戦に入って改善傾向がありますので、他球団がさらに手を挙げやすくなるかもしれません。いずれにしても近年で最大の目玉投手になることは間違いありません。

今シーズンオフに沢村賞とFAでそれぞれどんな結末が待っているのか楽しみに見ていきたいと思います。

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