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【巨人】今シーズンの途中補強策を考える

皆さんこんにちは! 
またまたコ〇ナの感染拡大が深刻ですが、いかがお過ごしでしょうか?

さて、直近2回の投稿では第3次原政権下で行われたシーズン途中の補強について振り返りました。
シーズン途中の補強がチームに与える影響の大きさを感じることができました。その年の選手の状態とチームのニーズを見極めてから選ぶことができるのも大きなメリットですね。

「じゃあ、今年はどうするんだい?」というのが今回のテーマです。まずチームに足りていないポイントを整理してから、これからどんな補強が必要か考えていきます。

とにかく「力強さ」が足りない!

ソフトバンクに勝つためには、まず昨年なぜ負けたのかを考える必要があります。
理由を挙げればキリがないですが、一番は投打に力強さが足りなかったと思います。ソフトバンクはピッチャーの球は強いですし、バッターはスイングも打球の強さも全然違いました。

はっきり言ってそこそこ上手い選手・器用な選手は腐るほどいるのでいりません。強い球を投げられる投手、強く振れる選手が欲しいです。ちなみに、これは今年のドラフトにも期待していることです。

外国人補強が必要

私は新外国人補強が必要だと思います。今年は原監督・菅野のラストイヤーの可能性もある勝負の年ですから、テームズの復帰を待っている余裕はありません。想定されていた枠が空いたなら、新たに補強に動くハードルも下がります。

ポジションは先発投手が良いですね。日本シリーズの8試合でソフトバンク相手に良い投球をしたのはメルセデスとサンチェスだけです。とにかく先発投手の出来が悪すぎます。
日本シリーズでも使える先発投手をトレードで獲得するのは困難ですから、アメリカから良い先発投手を連れてきたいところです。コ〇ナ禍で契約・来日が厳しいのは百も承知ですが、それでも勝つためになんとか補強してもらいたいです。

駒数不足のブルペン

唯一デプスをもう少し確保したいのはブルペンです。
昨年の日本シリーズを思い出して下さい。先発ローテーション2番手の戸郷をブルペンに回してましたよね。この時点で駒数が全然足りていません。ブルペンは昨年から一切アップグレードされていませんし、ここ最近の試合を見てもデラロサが抜けただけでバタバタ感が半端じゃないので、ここは補強必須です。

一般的にリリーフは食うイニングが少ない分だけ、良い投手でも市場価値が落ちますので、トレード補強も有効に働きやすくなります。ただ、外国人も良いリリーバーが市場に出てきたら動きたいですね。

ブルペン補強 ターゲットは誰だ!?

リリーフについて獲得の可能性が高い選手の具体名を挙げて考えていきます。近年トレード歴があるロッテ・日本ハム・楽天の3チームから2人ずつ匂う投手の名前を挙げます。

日本ハム 西村
→150キロ超えの直球と落ちるボールが武器。昨年は成績を落としたが、味方の悪守備もあって運に恵まれなかった。広い札幌ドームを出たら成績が悪化する懸念もあるが、奪三振能力の高さが持ち味なので鍵谷の再来に期待。

日本ハム 井口
→西村と同じく昨年成績を落としたが、大崩れしないのでいるとありがたい存在。空振りは取れないものの、WHIPはわりと優秀。

ロッテ 東條
→スライダーの曲がりは球界屈指で、右打者を抑えるスペシャリスト。今季は状態が悪く、4月21日には1試合4与四球で即2軍落ち。逆に獲得するなら今がチャンスか。

ロッテ 有吉
→先発中継ぎ両方いける便利さが魅力で、シーズンは先発、PSはリリーフ起用を想定。ただ、ZOZOマリンの風を生かした投球が一つの武器になっているので、東京ドームだと良さが消えてしまわないかは懸念材料。

楽天 森原
→実績十分のパワーピッチャー。土俵がセリーグに変われば無双する可能性もある。現在は1軍帯同中だが、逆に市場価値が高いうちにリリースもあるかもしれない。

楽天 釜田
→ずっとトレード候補と噂されている。完全に賭けのトレードになるが、ハマればリターンは大きい。出来れば金銭トレードを狙いたい。

以上6名です。
大物リリーバーとしては、現時点では東條・森原がターゲットになると思います。日本ハムは今年に入って池田・谷川と相次いで右投手を補強しているので、5月1日時点で1軍帯同中の西村・井口の放出はちょっと考えにくいですね。

トレードはタイミングが大事です。実力のある選手が2軍に落ちたタイミングを狙って声をかけると、意外とあっさりトレードが成立することもあります。ウィーラー・高梨・澤村・田口のトレードも典型的な事例です。
お得意先3球団に限らず全11球団の動向をチェックして、良いタイミングで良い補強に動いてもらいたいなと思います。

プロスペクト獲得はあるのか?

直近2件のトレードは香月・廣岡とプロスペクトの獲得が相次いでいますが、今年はよほど良い話が来ない限りは売り手に回るトレードはないと考えています。

今年は原監督と菅野の契約最終年です。由伸監督時代からチームを再建して積み上げてきた集大成の年になります。そんな年にこれ以上売り手に回るのはさすがにないはずです。

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