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刺激に対する理想的な反応

7つの習慣に出てくる「刺激と反応モデル」について、私の師匠でもありメンターでもある上原隆さんから、20年前より学んできた。7つの習慣には色々な学びがあるが、そのキーポイントは「刺激と反応モデル」であり、どんな刺激に対しても、自分が望むべき反応を選択でき、理想的な反応ができるというもの。最近読んだ本でも、キングカズが張本勲氏に早く引退するように促されたことに対して、「もっと実績を上げろ、というメッセージを頂いたと思っている。認められるように頑張りたい」という解釈をしていた。

自分は20年学んできたものの、まだまだ実践できておらず、2023年は色々な案件に挑戦したことや、昇進をして仕事の基準が上がったことで、受ける刺激の種類が変わり、気がついたら自分が望むような反応ができなくなってきていた。起こる出来事に対して、「できない」や「自分はまだ〇〇だし」というような言い訳をしたり、「限界かもしれない」「逃げたい」などのネガティブな反応が出てきていた。

今一度、望む反応が出来ている自分を想像し、想定される刺激に対して準備をしておこうと思う。

例えば、
「仕事が遅い」という指摘に対して、「あぁ、モチベーションがあがらなかったな」とか「今度はこうして早くしよう」と思いがちだが、理想的な反応としては「上司や顧客の要求の予想が甘かったな。なぜこの仕事に関するスピードを要求していたのかを分析して、思わせる前に手を打とう」と考えたり、「そもそもこれは早くなくて良い仕事だから言わせておけばよい」という風に考えたい。

要するに、「刺激に対して自分の意志や希望が反映された反応をすること」が必要だろう。

受け身にならず、今の状況でコントロールできることは何かを見極め、そのコントロールできることに対して自分はどのような意思を持ち、どうしたいのかを考えることが重要ではないか。

受け身になっていると、周囲からの刺激に対して後手にまわる。
人生に対して、仕事に対して、自分はどうしたいのか、を考え覚悟をすることがすべてに対して理想的な反応ができるコツなのではないかと考える。

これからも挑戦や人生を積極的に生きようとする限り、色々なことが起こるだろう。その時に、「挑戦したいと思っているのは誰か、人生を積極的に生きようとしているのは誰か、それは自分である」ということをきちんと認識をしたうえで、物事をとらえていこう。


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