見出し画像

永遠ではない日々

ずっと続くと思っていたいつもの暮らしは
あっという間に変わってしまった。
ここ数年父は色々な癌にかかりその度に
治療をして寛解までいき今から楽しんで
行こうというところだった。
ほんの2週間位で言葉が出てこない、手から
物を落とす、病院へ駆け込む前は体が傾く
様になり即入院となった。
私は父は癌にかかりながらもいつも回復し
実家にいるもの。
という感覚でしかなかった。
今また別の癌が発覚し余命宣告をされ家族は
愕然としている。
普段いる人が急にいなくなると気が抜けた
様で寂しさが募る。
そしてまたもう一緒に暮らす事ができないと
思うと昔の元気だった頃が走馬灯の様に
頭を巡る。
まだ今随分と弱っている父だが病院に行けば
会う事ができる。
日々私も仕事に家事に忙しくはあるが
父と会える日々はもうそうたくさんは残されて
いない。
と思うと空いている時間は会いに行き
後悔のない様に父との時間を大事に過ごしているこの頃であります。
#父
#大事な時間
#残された日々

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?